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自治体の皆さまへ

郷の記憶をたどる

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熊本県宇城市

私たちが暮らす宇城市の郷土にまつわる さまざまな文化の魅力を発信します

■土器ドキドキッ‼
今回は、市役所本庁から車で15分、郷土資料館に常設展示している土器を紹介します。
展示室に入って目の前にあるのが縄文時代の土器です。縄文時代に入り、土器を鍋にして調理をしたことで食べられる物が増え、人口が増えて“ムラ”を作るようになりました。
弥生時代になると米を作り始めます。その影響で、貯蔵できる壺(つぼ)など生活に合わせたさまざまな土器が登場。さらに安定した生活を送れるようになり、ムラからクニへと組織が変化しました。
古墳時代の土器は土師(はじ)器と須恵(すえ)器の2種類。郷土資料館には両方展示してあります。そのうち須恵器は縄文時代や弥生時代の土器と比べて色ムラがないきれいな灰色です。低温で焼く縄文土器と弥生土器は表面に色ムラがありますが、須恵器は登り窯を使うので高温を維持できました。
このように土器といっても作られた背景はさまざま。郷土資料館に来て見て感じてみてください。

■ワークショップ 拓本(たくほん)うちわをつくろう!(参加無料)
土器の模様を写し取る拓本の手法で、デコレーションうちわを作ります。
日時:7月29日(土)10時
場所:郷土資料館
定員:先着20人
申込期限:7月19日(水)

●郷土資料館
開館時間:10時~17時
休館日:月・木曜(祝日の場合はその翌日)
住所:豊野町糸石3818
【電話】45-2102

問い合わせ:文化スポーツ課
【電話】32-1954

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