郷の記憶をたどる

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私たちが暮らす宇城市の郷土にまつわるさまざまな文化の魅力を発信します

■ただいま!国越(くにごし)古墳のおたから展
県指定史跡である国越古墳は、不知火町の八代海沿岸の丘陵地(きゅうりょうち)にある県内有数の装飾(そうしょく)古墳(古墳内部の壁などに彩色や彫刻などによる模様がある古墳)です。
全国に約20万基ある古墳のうち、装飾古墳は約600基しかなく、そのうち約40%が熊本県内に分布しています。国越古墳は昭和41年の発掘調査で多くの副葬品が発見されましたが、調査後は市外の複数の施設に収蔵され、それ以降一度も宇城市では公開されていません。また、発掘調査後は保存のため埋め戻され、現在古墳内部を見ることはできません。
郷土資料館では、発掘調査から57年ぶりに出土品の里帰り展を開催します。鏡や勾玉(まがたま)、金・銀製の耳環(じかん)(イヤリング)、埴輪(はにわ)など、多くの副葬品や発掘当時の貴重な写真を一度に見ることができるまたとない機会です。ぜひ、国越古墳の“おたからたち”に会いに来てください。

期間：9月5日(火)～10月29日(日)
場所：市立郷土資料館
入館料：無料

■ワークショップ勾玉をつくろう
国越古墳でも出土している勾玉を作ります。

日時：9月30日(土)10時
場所：市郷土資料館
定員：先着20人
申込期限：9月22日(金)

申し込みはこちら※二次元コードは本紙参照

■郷土資料館
開館時間：10時～17時
休館日：月・木曜(祝日の場合はその翌日)
住所：豊野町糸石3818【電話】45-2102

問合せ：文化スポーツ課
【電話】32-1954