おめでとうございます。
永年にわたる功績は市民の誇りです。
掲載の承諾をいただいている方をご紹介します。
■旭日小綬章
[岡本 泰章(やすあき)さん(81)]
秋の叙勲 地方自治功労 小川町
◇経歴
平成2年の初当選以来、連続8期、32年余り町・市議会議員として地方自治の発展に貢献。市議会議長、議会運営委員長も務め、主に企業誘致などに尽力した。
◇コメント
「地域の皆さんの協力と支えで今日があります。議員時代は市の発展のためにと熱意を持って尽力して参りました。特に守田憲けんし史市長をはじめ、議会、執行部が協力して、予定より早く開通することができた宇城氷川スマートインターチェンジには強い思い入れがあります。今後はこれまでの経験を生かして皆さんと一緒に地域の問題を解決していきたいです。」
■瑞宝双光章
[齊藤澄夫(すみお)さん(72)]
危険業務従事者叙勲 消防功労 松橋町
◇経歴
昭和49年、当時の宇城広域消防衛生施設組合の消防吏員に。長年、救急隊、通信指令課で活動。消防司令長に昇進し、平成24年通信指令課長として退職。
◇コメント
「救急隊での活動では悲惨な現場に立ち会うこともしばしばでしたので、強い気持ちで仕事に臨んでまいりました。通信指令課では、119番に電話をしてきた相手をまず落ち着かせることに努め、冷静に現場に近い隊員につなげられるよう意識していたことを覚えています。今後も地域のため、もし困っている人を見掛けたら見て見ぬふりをせず、躊躇(ちゅうちょ)なく助けたいです。」
■瑞宝双光章
[岩竹 光洋(みつひろ)さん(65)]
危険業務従事者叙勲 海上保安功労 松橋町
◇経歴
昭和54年、海上保安官任官。船艇勤務の後、第十管区運用司令センター所長などを経て、平成31年奄美大島古仁屋(こにや)海上保安署長で退官。
◇コメント
「業務を遂行できたのは、最後の勤務地の奄美大島まで同伴してくれた妻を始め、上司、同僚の支えのおかげと思っています。沈没船乗組員救助のため波浪7mの大しけの中、救難艇を降下し救助活動に当たったこと、北朝鮮工作船事件の捜査班員として従事したことは今でも強く印象に残っています。約40年ぶりに戻ってきた地元のために、何か貢献できればと思っています。」
■藍綬褒章
[澤村忠(ただし)さん(52)]
秋の褒章 消防功績 小川町
◇経歴
平成4年小川町消防団に入団。平成21年から宇城市消防団の分団長、平成31年から方面隊長、令和3年から現在まで副団長を務める
◇コメント
「今回の受章は、家族をはじめ周りの支えがあってこそのものです。30年以上消防団に所属してきた中で一番印象的だったのは、平成26年に小川町で大火災が起きたときに初めて5町合同で消火活動を行ったこと。消防団は一番地域に近いリーダー的存在だと思います。今後は、
これから宇城市の将来を担う立場となる後輩たちの手本のような存在になれればと思っています。」
■宇城市表彰
昨年11月2日、さまざまな分野で市政振興への寄与や模範と認められるような行いをした人を市役所で表彰しました。
代表してあいさつした消防団の林田和也さんは「このような栄誉を得ましたのは、市のご指導と、先輩や同僚団員、地元からの励ましのたまものと心から感謝しています。良い仲間に巡り合い、育んだ人脈のネットワークは大きな財産です。」と喜びを表していました。
※詳細は本紙またはPDF版を参照してください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>