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自治体の皆さまへ

2024 新年のごあいさつ

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熊本県宇城市

■宇城市長 守田憲史(もりたけんし)
明けましておめでとうございます。皆さまには健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年から、世界的な物価高騰や円安の影響で、あらゆる物の価格高騰は深刻さを増しています。
そこで市では昨年、第2弾物価高騰対策商品券を発行しました。国からの交付金を還元することで、市の財政を圧迫せずに家計支援と市内経済活性化の相乗効果を狙ったこの事業は、多くの皆さまにご利用いただきました。
さて、本市の人口は令和3年度から転入が転出を上回っております。そこで、空き家改修補助を増額し、空き家の購入や賃貸による転入を促しています。また昨年8月からは、市内の小中学生の給食費無料化を開始しました。これは県内14市で初の取り組みであり、全世代で支える子育て世代への支援拡充を呼び水に、移住定住の増加を期待しております。
一方、若手職員を中心に市役所改革も進めております。昨年12月からは、市の公式LINEで一部の申請や予約などができるようになりました。また、人材育成にも注力しており、国の研修機関が実施する海外研修で地方自治を学んだ職員もおります。さらに、実力のある職員は積極的に役職に登用しています。今後も改革マインドに拍車をかけ、自治体競争の中に輝く宇城市を目指します。
引き続き、皆さまの市政へのご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、本年が皆さまにとりまして幸多き年となりますことをご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

■宇城市議会議長 溝見友一(みぞみゆういち)
明けましておめでとうございます。年頭に当たり、市議会を代表し、謹んでごあいさつを申し上げます。市民の皆さまには、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より、市議会に対し格段のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年は、3月に野球の世界大会WBCが開催され、日本が3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。日本代表・侍ジャパンの活躍で、日本中が感動の渦に巻き込まれました。
本市では、8月30日から県内初となる小中学校の給食費無料化がスタートしました。この取り組みで、安全で充実した食の環境を整え、経済的負担が多い子育て世代を支援し、子育てに優しいまちづくりを目指しています。併せて、移住定住の促進にもつながることを期待しています。
県内では、TSMC(台湾積体電路製造)の進出に伴い、関連企業の進出や設備増強が相次ぎ、誘致企業の立地件数は昨年を上回るペースで推移しています。県は関連企業の誘致強化や台湾との交流促進といった新規事業に力を入れており、本市でも、この好機を生かすために、企業とのマッチングなどスピード感を持った企業誘致などが進められています。
市議会としても、本市のさらなる発展と市民が安心して健やかに暮らせるまちづくりに向け、全力を挙げて取り組んでまいります。
結びに、本年が皆さまにとりまして、健やかですてきな一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

■宇城市教育長 平岡和徳(ひらおかかずのり)
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新年を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より本市教育の充実・発展のためにご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症も5類に引き下げられました。「アフター・コロナ」の中、社会教育の充実はもちろん、学校教育でも子どもたちに寄り添い、学びの保障や心のケアなど、きめ細やかに対応いただいておりますことに、厚くお礼を申し上げます。
私たちは、今年も「笑顔とあいさつ、そして″一秒の言葉〞で輝くまちづくり」をモットーに、皆さんの「夢」を実現する教育活動を積極的に進めます。「笑顔」は人の力を引き出し、物事を好転させる力を持っています。「あいさつ」は人と人をつなげる大事なツール。そして「一秒の言葉」は、ありがとう・気を付けて・ナイストライ・グッジョブなど、今の時代に必要な自己肯定感や自己有用感を構築する「ことば配り」だと考えます。こうしたテーマの下、皆さんの「意エンジン欲」の排気量を上げ、絆を深め、宇城市を輝かせたいと強く思います。
教育、とりわけ子どもの育成には時間が必要です。即効性のある育成策などありません。一日一日を大切にして、教育を積み重ねてゆくしかないのです。私たちは、今年も「教育のまち」の実現に向けて努力を継続し、研さんを積んでまいります。何卒ご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。結びに、今年一年の皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

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