高齢者にとって、転倒は骨折などの大けがにつながりやすく、それが原因で介護が必要な状態になることもあります。
市では介護の軽度認定者(要支援1〜要介護2)の原因疾患第3位が骨折・転倒。骨折の国保医療費は同じ規模の市町村と比べて約1・4倍です。
危険な場所を知ることで、骨折の原因にもなる転倒事故を防ぎましょう。
◇転倒の主な原因
・加齢
・病気や薬の影響
・運動不足
◇転ばない体づくりと環境整備で転倒予防
▽食事
3食バランス良く食べて体力を維持。特にタンパク質の摂取量が少ないと筋肉量が減りやすくなります。肉や魚などのタンパク質をしっかり取るようにしましょう!
・主食(ごはん・パン・麺類)
・主菜(肉・魚・卵大豆など)
・副菜(野菜・きのこ・海藻など)
▽運動
足の筋力を強化し、体のバランスを保つための運動を生活に取り入れましょう!
・スクワット
ゆっくり両膝を曲げ、ゆっくり伸ばす
(10~20回から始めましょう)
・前後左右へのステップ
左足を大きく前(外側)へ一歩踏み出し、戻す(右足も行う)
(前・外側を5回ずつ行いましょう)
・かかとのあげおろし
ゆっくりかかとをあげ、ゆっくりおろす
(10~20回から始めましょう)
◎くまもと笑顔でよかよか体操
▽環境
高齢者の転倒の多くは住み慣れた自宅で発生。
生活環境を確認し、少しでも危険を減らす工夫をしましょう!
《工夫例》
・床に置いているものなどを片付ける
・手すりを付ける、利用する
・夕方から電気を付ける
◎慣れた場所でも油断禁物!
◆政府広報オンライン「たった一度の転倒で寝たきりになることも。転倒事故の起こりやすい箇所は?」を基に作成。
【HP】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202106/2.html
イラストも政府広報オンラインから転載しています。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:高齢介護課
【電話】32-1406
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