■熊本県災害派遣第1陣に参加 能登半島地震 被災地で宇城市職員が活動
◇被災地に市職員を派遣
1月1日に発生し、正月の日本列島に衝撃を与えた令和6年能登半島地震。市では、平成28年の熊本地震での経験を少しでも生かし、全国から受けた多くの支援への恩返しをするため、職員を被災地に派遣することを決定しました。
本市職員を含む熊本県内の市町村で構成されたメンバー262人が、第1陣として約1週間にわたり住家被害の認定調査や罹りさい災証明書の交付業務などに従事。1月31日に任務を終えました。
市では、今後も継続して職員を派遣していきます。
地震で犠牲となられた皆さまにおくやみを申し上げるとともに、被災地域の皆さまの安全の確保を心よりお祈りいたします。
◆《voice》継続的な支援の重要性を実感
市長政策課 藤本 大介(だいすけ)主任主事
私は石川県輪島市で建物の被害認定調査をし、多くの倒壊家屋や土砂崩れ、道路の陥没などの被害を目の当たりにしました。特に印象に残ったのは、担当した調査地区では家を離れた人が多く、自治会が機能せずに、市が発信する情報が高齢者に伝わりにくかったこと。
自治体職員の継続的な支援で被害認定調査は加速していくと思いますが、復旧・復興には長い時間がかかると感じました。
遠方からできることには限りがありますが、まずは、被災地への関心を寄せ続けていくことが大切だと思います。
問合せ:市長政策課
【電話】32-1803
◆義援金を受け付けています
受付期間:3月29日(金)まで(予定)
※平日のみ
受付時間:8時30分~17時15分
場所:本庁1階総合案内、各支所
※集まった義援金は、日本赤十字社へ送金します。寄附金控除を受ける場合は、宇城市社会福祉協議会や日本問赤十字社から寄付をお願いします。
問合せ:総務課
【電話】32-1798
■宇城市スポーツ講演会でトーク 元メジャーリーガー松坂大輔さん
1月30日、ウイングまつばせで元メジャーリーガーの松坂大輔(だいすけ)さんが講演。少年野球や部活動でプレーする児童生徒やその保護者、指導者など約7000人が集まりました。
この講演会は、子どもたちに本物の技術や経験を感じ、夢や感動を与えるとともに、指導者の育成につなげるため、ふるさと納税の寄付金を活用し市教育委員会が開催しているもので、今回が4回目。
松坂さんは「試合で緊張したり不安になったりしたときには、どうしているか。」という質問に「プロでは、事前の準備の大事さを実感した。試合の前に、できるだけ最悪の状況をイメージすることで、本番でピンチになっても落ち着くことができる。」とアドバイス。
〝平成の怪物〞が語るさまざまな経験を踏まえた実践的な話や当時感じていた想いなどに、参加者は熱心に耳を傾けました。
◆松坂さんからのメッセージ
今回僕が話したことに理解や納得ができない人もいるかもしれませんが、いつかあの時言っていたことはこういうことだったのかと気付いてくれる日が来たらうれしいです。普段の生活で何か生かされることが一つでもあればと思います。
問合せ:文化スポーツ課
【電話】32-1945
■魅力・活力のあるまちづくりへの貢献に感謝 企業版ふるさと納税感謝状贈呈式
2月8日、市の地方創生事業に賛同し、企業版ふるさと納税を通じて寄付をした企業に感謝の意を込め、市役所で感謝状の贈呈式を行いました。
式に参加した各社代表が市への期待を込めてあいさつ。守田憲けんし史市長は「市が抱える課題解決のために多大なる寄付を頂き、大変心強くありがたい。頂いた支援は、本市の魅力・活力あるまちづくりに積極的に活用します。」とお礼を述べました。
市では寄付金を活用し、市の魅力や認知度、ブランド力向上のため先導的な事業に取り組み、市民が住み続けたいと思えるまちづくりを進めていきます。
◇寄付を頂いた企業
・株式会社ロードサポート(熊本市)
・三共コンサルタント株式会社(熊本市)
・AMUSE株式会社(東京都港区)
◇寄付金を活用した事業(令和5年度)
・こどもセンターの遊具購入
・有害鳥獣捕獲後の処理の技術向上と捕獲した鳥獣の有効利用の推進
問合せ:市長政策課
【電話】32-1803
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