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自治体の皆さまへ

施政方針

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熊本県宇城市

市長の市政運営に対する考え方や重点的な施策などを議会で表明する施政方針。
令和6年第1回市議会定例会で、守田憲史市長が発表した令和6年度の施政方針の概要をお伝えします。

◆活力あるまちづくりを
令和6年度は8年間にわたる第2次宇城市総合計画の最終年。市の将来像「ちょうどいい!住みやすさを実感できる都市(まち)・宇城」の実現に向けての総仕上げの年です。
総合計画に掲げる「5つのまちづくり」の基本目標を実現するため、市民ニーズや時代の潮流を的確に把握し、スピード感を持って、重点政策や総合計画に掲げる事業などに取り組んでいきます。
また、市の活力が失われる人口減少問題に、歯止めをかけることも重要です。子育てや教育への支援、その環境の充実を図り、「子育てするなら宇城市」と実感できるよう重点的に施策を実施します。
さらには、TSMCの進出による経済効果を最大限に受けることができるよう、関連企業の誘致や地場企業の育成に取り組みます。
本市は、平成17年に合併して、来年1月15日で20年。先人の築いてきた歴史や伝統を受け継ぎながら、新たな時代に向かって全力を尽くしていきます。
そして、あらゆる世代の市民の皆さまが「住んでいて良かった」「これからもずっと住み続けたい」と思えるまちづくりを市民目線で行っていきます。
人口減少社会の中でも市が生き残るため、この実現に向け、本年度も精一杯、皆さまと共に取り組みを進めます。

■5つの基本目標と主な事業
5つの基本目標を軸に進めていく重点施策の概要を紹介します。

(01)育てるまちづくり
◇[市民の期待]新しくなる校舎
友達から完成図の写真を見せてもらい、完成がとても楽しみになってきました。階段の上り下りが大変なので、エレベーターの設置やトイレが洋式になるともっと快適な学校生活が送れると思います。

▽市が本年度進める主な事業
・高校3年生まで子ども医療費助成拡充
・松橋中学校、豊福小学校の建て替え
・保育園児のおかずを無償で提供

(02)住み続けるまちづくり
◇[市民の期待]野菜を食べて健康に
さしより野菜協力店として、幅広い世代の人たちがおいしく食べられるよう野菜中心のメニューを提供しています。宇城市は、野菜や果物がたくさん採れるので、野菜を食べて健康で長生きできるまちになってほしいですね。

▽市が本年度進める主な事業
・さしより野菜で健康維持
・市保健福祉センターの改修設計
・定期予防接種

(03)持続するまちづくり
◇[市民の期待]農地整備への期待
国が進める農地整備で農地の形を整えることで、目的に応じた農地利用ができると思います。今までにできなかったチャレンジができるようになるので、農業が地域を良くしていけるのではないかなと期待しています。

▽市が本年度進める主な事業
・国が主体の農地整備
・市道大野川リバーサイドロード線整備
・小川駅周辺整備の計画作り

(04)選ばれるまちづくり
◇[市民の期待]企業誘致活動で活性化を
補助金だけでなく、相談などにも前向きに対応してもらえるので、企業誘致への取り組みは、他自治体に比べとても手厚いと思います。また、TSMC進出の効果を取り込めると活気あふれるまちになるのではないでしょうか。

▽市が本年度進める主な事業
・子育て世帯定住促進補助金
・企業誘致
・豊野総合公園整備の計画作り

(05)活躍するまちづくり
◇[市民の期待]郷土の偉人をPR
今年は元寇から750年の節目の年。元寇で活躍した竹崎季長(すえなが)公やその墓地がある平原公園を多くの人に知ってもらえたら。そして、多くの人たちが訪れる場所となるようPRに力を入れてほしいです。

▽市が本年度進める主な事業
・不知火美術館での企画展
・ラポートのリニューアル工事
・元寇所縁(ゆかり)のネットワークへ参加

市民の皆さまが「住んでいて良かった」、「これからもずっと住み続けたいと実感できるまち」を目指します。
・2月7日に市議会で行われた施政方針演説の全文は、ホームページをご覧ください。

問合せ:市長政策課
【電話】32-1803

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