■人口減少や少子高齢化で地区の運営が困難に… 課題解決に向けて行政区統合を推進します
〈限界集落の割合〉
平成27年度策定「宇城市人口ビジョン」を基に作成
◇行政区が抱える課題
現在市内には、176の行政区があり、住民が協力しながら、地区行事をはじめ、地区の公園などの清掃、ゴミステーションや防犯灯の管理などを行っています。
しかし、著しい核家族化の進展や人口減少、少子高齢化などで人口の50%以上が65歳以上となった限界集落が増加。行政区内ではさまざまな問題が生じています。
・道路路や公園などの草刈り作業を行うことが難しい
・区長や役員のなり手が少なく、同じ人ばかりが区長や役員をしなければならない
・地区の行事が開催できない
・空き家や空き店舗、放棄地の増加
◇支援金を交付します
このような課題が渦巻く中で、地域の住民自治活動が円滑に行われるためには、将来の人口減少を見通して行政区間の格差を是正する必要があります。地域のつながりや人と人とのコミュニケーションなどに配慮しながら、地域間の合意を前提に、行政区の統合を進めることもその一つです。
市では、新たな行政区が円滑で自主的に運営できるよう支援金を交付しています。
◆行政区を統合するには…
▽step1 行政区内での話し合い
行政区内で、今後どうすれば行政区の活動が維持できるかなどを話し合いましょう
▽step2 近隣の行政区と話し合い
行政区内での話し合いの結果、今後の区の運営や維持管理が難しいということになれば、近隣の行政区と統合に向けた話し合いをしましょう。
▽step3 市に各種相談、申請
統合をする方向になれば、支援金交付に係る申請方法などを市に相談しましょう。
◆行政区統合の支援金の内容
▽交付の要件
統合する行政区の世帯数の合計がおおむね100世帯以上になる
※統合する行政区数に制限はありません。
▽支援金の内容と金額
※支援金の上限額×旧行政区の数になります
問合せ:総務課
【電話】32-1798
■台南市を訪問 宇城地域で交流
3月13日、宇土市、宇城市、美里町の合同訪問団(団長・元松茂樹(しげき)宇土市長)39人が台湾・台南市を訪問し、台南市(黄偉哲(こういてつ)台南市長)と交流を深めました。これは、宇土市ゆかりの湯徳章(とうとくしょう)氏を追悼する「台南市正義と勇気の記念日」イベントへの参加を契機に、台南市との相互交流を目的に訪問したもの。
今後、観光や教育分野での交流に向けた検討が始まる予定です。
問合せ:企画課
【電話】32-1902
■新・副市長が就任
副市長 天川竜治(りゅうじ)(59)
〈profile〉
平成4年三角町に採用。合併後、財政課長や総務部次長等を歴任し、令和3年4月から総務部長
4月1日付けで副市長を拝命し、その責務の重さに改めて身が引き締まる思いです。これまで市職員として行政に携わってきた経験や知識を生かして守田市長を補佐し、職員と共に市民の皆さまと力を合わせて「ちょうどいい!住みやすさを実感できる都市(まち)・宇城」実現のため、重要施策の推進や課題解決に誠心誠意、市民目線で取り組んでいきます。
■派遣・交流職員が着任
▽総務部 総括審議員 城本力(しろもとちから)(54) 熊本県警察
警察官での経験を生かし、1日でも早く皆さまのために頑張ります。休日は、地域の散策を楽しみたいです。
▽教育総務課 指導主事 亀井千鶴(ちづる)(51) 熊本県教育委員会
未来の創り手である宇城市の子どもたちのため、学校や保護者の皆さま、地域の方たちと連携して頑張ります。
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