叙勲・褒章

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おめでとうございます。
永年にわたる功績は市民の誇りです。
掲載の承諾を頂いている皆さんをご紹介します。

◆瑞宝小綬章
地方自治功労
中山寛(ひろし)さん(73)
松橋町
▽経歴
昭和50年4月、熊本県庁に入庁し、県会計管理者として退職するまで、熊本県の振興に貢献。平成6年度からは嘉島町へ出向し、助役を2年間務める。
▽コメント
「全体の奉仕者に憧れて県職員になり、いろいろな部署を経験しました。この度の受章は、当時の先輩や上司、同僚、家族の支えがあったからこそです。平成18年度に室長として配属された新幹線都市整備総室では、九州新幹線の開通に向け、熊本駅舎やその周辺整備の課題解決に奔走し、とても濃い時間を過ごしました。今後は、この度の受章を恥じないよう人生を謳歌していきたいです。」

◆瑞宝双光章
教育功労
山本孝明(こうめい)さん(87)
豊野町
▽経歴
昭和35年、上松中学校で教諭となる。各地の小、中学校の教頭を4年間、校長を8年間、平成14年から豊野町教育長を2年5カ月間務め、教育の振興に尽力。
▽コメント
「この度の受章については驚きと嬉しさを隠せません。5町合併前の豊野町最後の教育長として、新たに宇城市となる際の教育面での円滑な移行に努めていたことをよく覚えています。また、教員時代、社会体育面ではサッカーで国体に出場し、良好な成績を収めることができたのは嬉しい思い出です。今後も地域を大切にし、教育全般に少しでもつながりを持ち、貢献していきたいです。」

◆瑞宝双光章
防衛功労
中川伸二(しんじ)さん(61)
松橋町
▽経歴
昭和53年、陸上自衛隊入隊。主に通信科部隊として業務を遂行。隊員の指導、訓練の実施にも尽力した。平成26年、西部方面通信群の本部付隊長で退官。
▽コメント
「18歳で陸上自衛隊に入隊後、厳しい訓練に耐え、36年間業務を遂行できたのは、妻や周りの支えのおかげです。北朝鮮のミサイル発射時に、通信科部隊として沖縄の駐屯地に派遣されました。現地の通信確保のために緊張感を持って勤務したことは強く印象に残っています。今後は地域活動において陸上自衛隊でのさまざまな経験を生かし、皆さんに貢献できればと考えています。」

◆藍綬褒章
消防功績
山本徹(とおる)さん(52)
三角町
▽経歴
平成3年、三角町消防団に入団。令和3年から宇城市消防団の三角方面隊長、令和5年から副団長。JA熊本うきに勤める傍ら、市の防災活動に尽力する。
▽コメント
「今回の受章は、家族、職場をはじめ、周りの理解や支えがあってこそのものです。消防団に所属して一番印象に残った出来事は、20歳頃に大雨で孤立していた高齢女性を救出したことです。感謝されたことで消防団員としてのやりがいを感じることができました。消防団も仕事も大切なのは地域との交流。今後も消防、農業を通じて地域社会の発展に貢献できるような存在を目指します。」