■見た!聞いた!地域の魅力発見!
広報特派員や地域おこし協力隊が伝市内で起きた出来事をえます。
◎地域おこし協力隊 山本 浩二(こうじ)がお届けします
3年目となる今年の目標は、市内の「今は住んでいない家」を発掘、物件所有者に物件の活用などを提案し、「住んでいない家」から「地域の資源」「交流の場所」に変えることです。地域の活性化に貢献できるよう、活動の幅を広げ、地方創生の一端を担いたいです。
◇活動からはや2年
協力隊の活動を始めて10月で2年が経ちます。今回は今までの活動をご紹介。
▽1年目
空き家バンクに登録する物件の発掘のため宇城市内の空き家約600件を訪問。市内の空き家の現状を知りました。
▽2年目
空き家が抱える事情の解決のため、実際に空き家を借りて「残置物の撤去」「仏壇の供養」など空き家が抱える問題の解決方法を模索。また、新たに「空き家の再生・活用」の活動を行いました。
◎長期間空き家だった物件をDIY改修で再生。賃貸物件として貸し出しを行うまでになりました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■芸をつなぐ
地域に伝わる伝統芸能。その担い手が受け継ぐ芸の技を紹介します。
◇村民の喜びが蘇る
小気味よい太鼓のリズムとかつての村民の恰好をして踊る底井樋太鼓踊り。
嘉永(かえい)5年、干ばつに泣かされていた松橋町東松崎の村民を救うため、松田喜きし七ち庄屋によって造られた農業用の真水を引くため川底を通して作られた水路「底井樋」の完成を祝い、開かれたのが「底井樋祭り」だった。
戦後一度は途絶えたが、平成15年に復活。今なお引き継がれるその太鼓と踊りは、底井樋の完成を喜ぶ当時の人々の思いを想像させられる。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆東松崎底井樋(そこいび)太鼓踊り保存会
松橋町東松崎の農地に水を引く用水路「底井樋」が由来。太鼓などの楽器と踊りと歌で構成され、その保存会には計30人が在籍する。地元行事、各所のお祭りなど幅広く活動する。
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