みんなのひろば

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■見た!聞いた!地域の魅力再発見!
広報特派員や地域おこし協力隊が市内で起きた出来事を伝えます。

◎地域おこし協力隊　吉川　悠(はるか)がお届けします

◇かまどベンチ制作
11月9日、不知火の活動拠点で「第1回かまどベンチ制作ワークショップ」を行いました。
かまどベンチは、通常はベンチとして機能しますが、災害時にはかまどとして利用できるため、地域の防災意識を高める取り組みとして推奨されています。
今回は土台となる基礎づくり。コンクリートを練り混ぜたり、型に流し込んで表面をならしたり、参加者で協力しながら完成させました。
みんなで知恵を出し合ったり、表面をならすときは黙々と作業を行ったりと、とても充実した時間でした。
地域の方が安心して過ごせるような居場所づくりを目標に活動してもうすぐ3年目。今後も、地域の皆さんと一緒に作り上げていくことで、親しみを感じて利用してもらえるような居場所づくりを続けていきたいと思います。

■芸をつなぐ
地域に伝わる伝統芸能。その担い手が受け継ぐ芸の技を紹介します。

◇人を笑顔にする伝統芸
「うんとさか、よいやさ」調子の良い歌と笛や太鼓のリズムに合わせて、手ぬぐいをかぶり、ひょうきんな踊りで登場するちょぼくれ。
約70年前に永尾(えいのお)に引っ越してきた女性によって若者に伝えられ、永尾地区に広まり、祭りや祝いの席で披露されるようになった。
永尾ちょぼくれは、演者が体を張って表現することで、見る人を笑わせ、元気を与える。「人を笑わせて喜んでもらいたい」という思いとともに、伝統は受け継がれている。

◆永尾ちょぼくれ保存会
江戸時代末期に大阪で披露されていた大道芸「ちょんがれ」が東京で「ちょぼくれ」に変化して永尾に伝わった。小学生5人を含む25人のメンバーで活動。興味のある人は市武道館へ。