市の「さしより野菜プロジェクト」では、生活習慣病予防や高血圧などの健康課題解決のため、「さしより野菜」「たっぷり野菜」を掲げ、1日350グラムの野菜摂取を目標としています。その達成を目指して、野菜の摂取量の測定ができるベジメータ(R)を導入しました。
おおむね1カ月以内に食べた野菜に含まれる赤や黄色などの色素「カロテノイド」が皮膚に蓄積した量を数値に換算し、野菜の摂取状況を測定できます。
▽測定実績(令和6年8月~11月)
2歳から90歳まで 2,282人
▽実施事業
市内さしより野菜協力店での測定イベント、母子手帳交付、3・4カ月健診などの母子事業、集団健診や健診結果説明会、おとこの料理教室、公民館などでの健康づくり教室など
◆市民の推定野菜摂取量は?(令和6年8月~11月のベジメータ測定結果、アンケート結果より)
▽推定野菜摂取量(グラム/日)の平均値
市民の推定野菜摂取量は、全国平均より高く、さしより野菜プロジェクトを継続した効果が表れています。国の目標とする350グラムまであと約70グラム!もう少しがんばりましょう。(ベジメータの数値に0.8を掛けると推定野菜摂取量になります。)
▽1日当たりの野菜を食1日当たりの野菜を食べる回数と推定野菜摂取量(グラム/日)の平均値
毎食少しでも野菜を食べる人の方が野菜摂取量は多くなっていました。
◆野菜摂取量が多いほど高血圧予防に!?
令和2年度から4年度までの市国保の特定健診受診者の結果を分析した結果、野菜摂取量の多さは、高血圧の発症の抑制につながる可能性が示唆されました。(熊本大学分析結果)
毎食少しずつでも野菜を取り入れることで、高血圧を予防するとともに健康的な体を目指しましょう。
◎野菜を1日350グラム以上食べよう!
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※詳しくは本紙P.12をご覧ください。
問合せ:健康づくり推進課
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