町教育委員会では、子どもたちにとってより良い教育環境の実現に向けて、今後の学校の在り方について検討を重ねています。令和5年3月に「清和地区義務教育学校基本構想・基本計画」を策定し、学校建設予定地を阿蘇森林組合清和加工所敷地に定め、検討を進めてきましたが、今回、次の理由により再検討を行いました。
■義務教育学校とは…
1人の校長先生のもとで、小学校と中学校の教職員が相互に連携・協力しながら、統一した学習指導や生徒指導を行い、9年間の学校教育を行うものです。
~再検討に至った理由~
(1)児童生徒数の想定以上の減少
令和2年に推計した児童生徒数の見込みに対し、令和6年の状況と比較した結果、想定を超える大幅な減少となりました。
令和2年時点での見込み数 613人
令和6年の状況での見込み数 531人(※当初の見込み数より82人減少)
(2)校舎の安全確保
建設予定地としていた阿蘇森林組合清和加工所敷地が、令和5年7月豪雨の際に浸水被害を受け、学校運営に影響があると判断しました。
《上記の理由と、(1)(2)に基づき再検討》
(1)通学時間が1時間以内での通学が可能であること。
(2)一定数の児童、生徒数の確保
義務教育学校の設置は、校舎の老朽化状況を考慮し、清和・蘇陽地区を優先して実施します。
設置場所は現在検討中です。設置場所が決まりましたら、開校時期等スケジュールについてお知らせします。
問合:学校教育課
【電話】72-0443
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