2024山都町SDGsフェスタ

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11月3日、道の駅「清和文楽邑」一帯において『2024山都町SDGsフェスタ』を開催しました。町のSDGs2030年基本目標の達成に貢献する取組みを表彰する「山都町SDGsアワード表彰式」などSDGs関連イベントに加え、清和文楽公演やマルシェが開催され、フェスタと併せて「有機米サミット」、「福祉まつり」も開催されるなど多くの来場者で賑わいました。

■山都町SDGsアワード表彰式
SDGsに関する活動を積極的に取り組んでいる3つの団体が「山都町SDGsアワード」に選ばれました。
表彰式では、審査員から受賞者へ表彰状やトロフィー等が授与され、その後、取り組み内容の発表が行われました。
町長は、「皆さんの取り組みが、町のSDGs達成への道を切り開き、町や関わる人たちに良い影響を与えると確信しています。皆さんの努力に心から敬意を表し、今後もさらに発展することを期待しています。」と話されました。
受賞された方々は、次のとおりです。また、取組み内容は、ホームページで紹介しています。
▽大賞
ARBOLICECREAM
(アルボ　アイスクリーム)
「カフェに来るだけで、アイスを食べるだけでSDGs」
▽奨励賞
矢部高等学校林業科学科　木材利用研究班
「林業のちから×ふくしの心」
〜木づかいですべての人に健康と福祉を〜
▽功労賞
JUGAADBROSDOUGHNUTS
(ジュガード　ブロス　ドーナツ)
「商店街からはじめる地方創生」

■福祉まつり
講師に、ひとよし球磨のバスガール上杉芳野さんをお招きし、「喜んでくださることが私の喜び」と題して、自らのボランティア人生を熱く語られました。
自分にできるやり方で、多くの人にやさしさや楽しみを届けてこられたあさぎり町のローカルスターは、秋晴れの山都町にたくさんの笑顔の花を咲かせてくれました。
講演会の終盤には、フラガールに扮した方々が登場し、会場は大盛り上がりでした。

■有機米サミット
全国で有機農業の推進に取り組まれているオーガニックフォーラムジャパン会長の徳江倫明さんが「有機農業は新たな野になる〜有機農業のこれまでの50年、これからの50年〜」と題して講演会が開催した。講演会では「有機農業は一部の産地形成の問題だけではなく、食料備蓄を見据えた都市圏自治体との連携が重要である。全国ではオーガニックフレンドシティ構想として発展しており、山都町は有機農業の先進地で最も重要かつ貴重な町であるため、自信を持って取り組んでほしい」と熱い思いが伝えられました。その次に、徳江さん、くりや株式会社代表取締役の徳永真悟さん、有機農業協議会会長の堀豊生さん、有機稲作農家の坂本美喜雄さんによるパネルディスカッションが行われ、有機米のこれからについて会場の皆さんと一緒に意見交換を行いました。