■小中学校へ無農薬米を贈呈しました
山都町有機農業協議会は、県農業試験場跡地で生産された無農薬米を12月と1月に町内小中学校へ無償で配布し、お米を食べて元気に育ってほしいという思いを伝えました。お米を受け取った生徒は、「おいしい給食を食べられることに感謝しながら部活などを頑張りたい」と話していました。
町では、有機農業の推進及び食育の一環として学校給食へ有機米を導入しています。
■ひまわりの種リレー式が行われました
1月11日、矢部小学校と大牟田市立みなと小学校の4年生による、ひまわりの種リレー式が開催されました。
この企画は、みなと小学校が2022年11月に「人権の花」運動として、ひまわりの種(10粒)付きの黄色い風船を飛ばされ、その風船が山都町の九州中央自動車道の工事現場で見つかったことがきっかけでした。種はその後、熊本河川国道事務所で1度育て種を約50粒程に増やし収穫し、今回、矢部小学校にその種を寄贈されました。
両校はオンラインで交流会を開催し、人権の花運動や各校独自の取り組み、そして自分たちが住む市町の魅力について発表し合い、交流しました。
このひまわりの種は、道の駅通潤橋に植え、交流のひまわりとして開花を待つ予定です。
■日向往還道標を移設しました
下馬尾地区にある日向往還道標を移設しました。日向往還は肥後四街道の一つで、これらの道標は平成16年から平成18年にかけて、合計約100本が日向往還の各所に設置されてきました。来月3月16日、17日には日向往還歴史ウォークが開催される予定です。道標の移設について日向往還顕彰会の石山信次郎さんは「皆さんに見やすい位置に移動できた。3月のイベントまでに間に合ってよかった。」と語られました。
■戦没者慰霊碑のボランティア清掃活動
12月27日、町内3か所(水ノ田尾・南田・入佐)にある戦没者慰霊碑の清掃活動を実施されました。
この活動は毎年、ゴールデンウイークとお盆、年末の年3回行われております。現職自衛官である藤本昌大さん(南田出身)が平成22年から南田の慰霊碑の清掃を行うようになったことがきっかけで、平成29年からは本町出身の現職自衛官とその家族で構成された「チーム通潤魂」で活動し、令和5年からは自衛官OBも参加して、現在の活動に至りました。
藤本さんは「過疎が進み墓地の維持管理も難しくなっていく中で、自分たちが少しでも地元に貢献できることをしていこうという思いで始めました」と思いを語られました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>