令和元年度から町が開設準備を進めていた『道の駅「通潤橋」』が1月13日、国道218号沿いにオープンしました。
国宝通潤橋の前にあった「道の駅」の機能を移転します。
旧道の駅通潤橋は、「通潤橋ミエルテラス」の名称で、引き続きお客様を出迎えます。
移転オープンに先立ち行われた「移転開駅式」では、坂本哲志農林水産大臣など多くの来賓の方々に出席いただきました。式典で挨拶した、山都町長職務代理者、楢林力也副町長は、「多くの方々にご協力いただきこの日を迎えることができました。山都通潤橋ICの開通を控え、広域的な連携や人流・物流の拠点となってほしい」と期待を寄せました。
式典の最後に、テープカットが行われ、いよいよオープン。待ちかねた来場者が大勢館内に押し寄せました。玄関では、「大阿蘇蘇陽太鼓喜楽」が力強い演奏を披露し、新しい道の駅のオープンに花を添えました。
・所在地 山都町城平660番地
・電話番号【電話】0967-72-9900
・営業時間 物産館「オオルリ」9:00~18:00
レストラン「アーチ」11:00~18:00
LO ランチ 15:00 カフェ17:00
■物産館「オオルリ」
山都町内で育った有機野菜(ニンジン、ダイコン)や有機米、果物(イチゴ)、矢部茶等の特産品約200品種が並びます。
道の駅ネットワークを活かした、県内道の駅の特産品も購入することができます。
商品は出荷者協議会の約200人から出荷されます。
■レストラン「アーチ」
山都町産の農畜産物をふんだんに使った料理が楽しめます。
常時15品前後のメニューを準備しています。また、山都町の旬を詰め込んだ季節のメニューも開発中です。
レストランからは、九州脊梁山脈が一望できます。
物産館とレストランの名称は、地元矢部高校の生徒に公募し、その中から選ばれました。
物産館オオルリは、山都町に関係した名前を付けたいとの思いから、町の鳥である「オオルリ」にちなんで命名されました。
オオルリは「幸せの青い鳥」と言われ、山都町に来られた方が幸せになれるよう願いを込められています。
レストランアーチは、昨年国宝に指定された山都町を代表する「通潤橋」をイメージしました。「橋でつなぐ、美味しいものをいろんな人につなぐ、山都町から各地につなぐ」という意思が込められています。
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