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自治体の皆さまへ

人輝く 人権尊重の都市(まち) やまが「人権啓発便り」第40号

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熊本県山鹿市

一人一人が、心やさしく、互いに助け合い、人権を大切にする「人権のまち」を目指しましょう

■笑顔あふれる「やまが日本語クラブ」
山鹿市では、昨年度より外国から来た子どもたちやその家族を対象に、日本語教師とボランティアによる日本語教育をはじめとした学習支援や、進路相談に取り組んでいます。本年度は、新たに成人を対象とした鹿本教室もスタートしました。「やまが日本語クラブ」では、合志市に拠点をおく「NPO法人外国から来た子ども支援ネットくまもと」に委託し、代表の竹村朋子(ともこ)さんはじめ、6人の日本語教師と11人の市民ボランティアが、中国、フィリピン、ベトナム、ネパール、ブラジルの5カ国9家族25人に山鹿隣保館〔山鹿教室〕と鹿本隣保館〔鹿本教室〕で教えています。

◆~「やまが日本語クラブ」のボランティアと日本語教師の声~
○ボランティアの荒木眞二(しんじ)さん
退職して再就職をしました。これまで仕事仕事でやってきましたが、少し時間に余裕ができたので、何か人の役に立つことをしたいと思っていました。広報やまがを見て、これはチャンスと思い参加しました。漢字や平仮名を自分が分かる範囲で教えることで、自分自身の勉強にもなっています。もっとみんなに伝わる教え方を学ばなければと思います。教えている中で、子どもたちと気持ちが通じ合えているなと思うことがあり、うれしくなります。

○日本語教師の中島洋美(ひろみ)さん
受講生の年齢は幅広く、また在日期間もさまざまです。この1年間で子どもたちや家族同士がコミュニケーションをとることができるようになり、仲良くなられてきました。子どもたちとボランティアの人が、コミュニケーションをとる中でだんだん慣れてこられて、たくさんの笑顔が見られるようになってきました。昨年度は、2人の中学3年生が高校受験に向けて試験勉強や面接練習に取り組み、見事合格することができました。今後、私たちも外国の子どもたちや家族への日本語の教え方などのスキルアップを図っていきたいと思います。
また、昨年度は、隣保館文化祭で「やまが日本語クラブ」の紹介をさせていただきましたが、地域の皆さんと触れ合うイベントを企画したり、イベントに積極的に参加したりしながら、地域の皆さんとの交流をさらに深めていきたいと思います。山鹿隣保館と鹿本隣保館で活動しています。受講生、日本語教師やボランティアをお待ちしています。

■受講生を募集しています!
○やまが日本語クラブ〔山鹿教室〕
対象:外国から来た子どもたちやその家族
日時:毎週水曜日 午後7時~9時
場所:山鹿隣保館(2階図書室)
内容:基本的な日本語教育や学習支援

○やまが日本語クラブ〔相談〕
対象:外国から来た人
日時:第1・第3・第5土曜日 午前9時半~11時半
場所:山鹿隣保館(1階和室)
内容:生活相談や進路相談

○やまが日本語クラブ〔鹿本教室〕
対象:外国から来た人
日時:第2・第4金曜日 午後7時~9時
場所:鹿本隣保館(1階教養娯楽室)
内容:日本語教育や学習支援

■ボランティアを募集しています!
あなたの力をお貸しください!一緒に活動していただける人をお待ちしています。

問合せ:
山鹿隣保館【電話】43-1133
鹿本隣保館【電話】46-2325

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問合せ:人権啓発課
【電話】43-1199

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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