■拉致問題には、一刻の猶予もない
12月18日のふれあい人権講座は拉致被害者増本るみ子さんの姉、平野フミ子さんと北朝鮮に拉致された日本人を救出する会熊本会長の布田悟(さとる)さんが、家族を思う気持ちや拉致問題が解決しない憤り、そして、1日も早く妹と再会したいとの思いを、涙を流しながら切々と語りました。
拉致問題は決して拉致被害者家族だけの問題ではなく、私たち一人一人の問題ということを改めて実感し、自分に何ができるのかを考えさせられました。
また、ビデオメッセージを寄せてくださった拉致被害者松木薫(かおる)さんの姉、齊藤文代(ふみよ)さんの「皆さんも応援していただきたいと思います」「後押ししてください」「よろしくお願いします」との言葉に対して、私たちは真摯に向き合わなければならないと強く感じました。
参加した人からは「家族の切実な思いが伝わってきました」「自分に何ができるかをしっかり考えたい」「職場で話すこと、話題にあげ続けることからやっていきたい」など、自分ごととしてとらえる声が聞かれました。
問合せ:人権啓発課
【電話】43-1199
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