■稲刈りを体験
9月から10月にかけ、水上村は稲刈りシーズンのピークを迎え、10月11日(水)、水上学園前期課程において水上学園となって初めての稲刈り体験が行われました。
稲刈りを体験したのは、5年生~6年生までの39名。JA青壮年部のご協力のもと、それぞれ、かまや機械を使って黙々と稲を刈り、稲の竿掛けまでを行いました。
今年もおいしい新米が味わえることでしょう。
■熊本県みずかみ産球磨川清流米出発式~昨年に引き続き、愛知へお届け~
10月20日(金)、熊本県みずかみ産球磨川清流米出発式が、湯山石倉交流施設で行われました。水上村産のお米860袋(1袋30kg)を、10月と11月の2回に分けて出荷します。村の産業推進機構を中心に村内19農家の協力のもと集荷を行いました。
出荷先は、愛知県に本社を置く給食会社「株式会社ティー・エフ・ピー」(杉野政人代表取締役会長、愛知県)。同社は、約240施設の幼稚園や高齢者施設へ給食事業を展開しており、杉野会長は、水上村出身で、昨年度行われた村内各校の閉校式にも参列いただきました。
令和3年度に企業版ふるさと納税をいただいたご縁で、昨年の同時期に、水上村産ヒノヒカリ500袋(1袋30kg)を初出荷しており、その際、社内や提供先にて好評価をいただき、今回、2回目の取引へつながりました。
第1弾は「くまさんの輝き」、第2弾は「ヒノヒカリ」を送り、岐阜県や三重県などの施設へ提供される予定です。
出発式には、同社から、土肥取締役社長、信國監査役、熊谷執行役員/業務推進部長および同社関連会社(有限会社旬楽)の高橋管理栄養士の4名と、米集出荷にご協力いただいた生産者や関係者が出席。
中嶽村長は「米作りの勉強会を行うなど、水上村産米の品質向上に努めている。自分たちの主食としても生産しているこの安全なお米を、自信をもってお届けしたい」。
土肥取締役社長からは、「1年前に取引したお米の評価が高かった。今回行う提供先へのアンケートも期待できると考えている」。
尾前産業推進機構委員長からは「双方のつながりの中で、農家所得の向上が見込まれる取り組みについて、話を頂き、大変感謝しております」とあいさつがありました。
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