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自治体の皆さまへ

〈村の伝言板〉あなたのその香り周りの人を苦しめているかも ~香害を知っていますか?~

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熊本県水上村

私たちが使う日用品には、さまざまな化学物質が使用されています。特に香料等に含まれる化学物質が原因で、不快感・アレルギー症状・喘息など、さまざまな症状を誘発される方が増えています。

■公害とは?
合成洗剤や柔軟剤、化粧品などに含まれる合成香料(化学物質)の香りによって、不快感やさまざまな健康被害が生じることを言います。
残香性の高い製品の普及により、全国的ににおいによる相談が増えており、特に柔軟剤のにおいに関する相談が多くなっています。
近年では、この香害が原因となって「化学物質過敏症」を発症する人もいます。自分にとって快適な香りでも、体調が悪くなる方もいることをご理解ください。

■化学物質過敏症について
化学物質過敏症は、合成洗剤、柔軟剤、農薬などの化学物質を、ある程度の量体内に取り込まれ、体がいったん過敏性になると、その後、ごく微量の化学物質に対しても反応を示し、頭痛や吐き気、動悸などを発症します。
誰にでも突然発症するリスクがあり、特に子どもへの影響は深刻です。

■私たちにできること
子どもが発症するきっかけとして、家庭から持ち込まれる給食エプロンや制服などに使われる、洗剤や柔軟剤が多いと言われています。
まずは、この病気と香害について正しく理解し、症状に苦しんでいる人やまだ発症していない人を守るためにも、公共の場や大人より影響されやすい子どもが集まる場では、化学物質過敏症を誘発するような香料(香水や香りの強い柔軟剤等)の使用を控えるなどのご配慮をお願いします。

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