8月25日(日)八代市(エコエイトやつしろ駐車場)において、第35回熊本県消防操法大会が開催されました。
この大会は、消防団員の消防技術の向上及び士気の高揚を目的に開催され、ポンプ車の部に9チーム、小型ポンプの部に25チームが出場。本村の水上村消防団(湯山覚井班)は小型ポンプの部に球磨郡代表として出場し、見事初優勝を飾りました。
また、1番員の小原基広団員は優秀選手賞を受賞されました。
※指揮者、1番員、2番員、3番員の方のお名前は、本紙でご確認ください。
■消防団長 椎葉武年さん
県大会に出場した湯山覚井班は、仕事を終えた後、この大会に向け夜間・休日訓練を重ねてきました。選手の皆さんは、人一倍努力が見受けられました。選手家族の理解や支え、そしてサポートしていただいた団員の協力があっての優勝だと思います。球磨郡代表として、大きなプレッシャーと期待を背負った操法は素晴らしかったし、誇りです。これまで培った団結力・連携・絆は今後全国大会を志す者の糧となり、消防団活動、災害対策において活かされることと思います。最後に今までご支援・ご協力・応援していただいた多くの方に改めて感謝いたします。そして選手の皆さん「感動をありがとう」。
■指揮者 上米良秀機さん
まず村、郡大会で優勝してくれた指揮者の荒嶽翔太君に感謝。郡、県大会優勝を目指し始めて約20年、短いようで長かった。今年の6月に念願の郡大会初優勝。しかし、その中に要員として自分がいなかった事に複雑な想いもありました。自分が要員として指揮者をしていた5年前に村大会での優勝を勝ち取りそのまま郡、県、全国と狙っていたが熊本豪雨、コロナの影響でやむなく大会中止。自分的には熊本豪雨またコロナにも負けずに大会をやって欲しかった。そこで自分の操法競技人生は終わりと思っていました。昨年、4年ぶりの村大会が行われ、優勝し、今年の郡大会で初優勝。次は県大会となった時に指揮者の荒嶽君が出場できない事を伝えられた。ここが最後のチャンスと思い指揮者を受ける事に。練習時間は短かったけど自分が納得できるレベルに仕上げることができました。そんな20年間の想いを胸に挑んだ県大会で優勝できて本当に嬉しかった。また支えてくれた家族、練習のサポートしてくれた本団、分団への感謝の気持ちでいっぱいです。自分達だけでは県大会優勝は出来なかったと思っています。本当にありがとございました。
今後は後進育成に尽力したいと思います。
今の団には20・30歳代の若手が多いため、操法技術を含め、水利の場所などしっかり教えるべきことを伝えていきたい。
大会は、消防団の消防技術の向上と士気の高揚などを目的とし開催。
素早くホースをつなぎ、約10メートル先の標的に放水する。操作の確実性や一連の行動動作、放水までの時間などを審査し順位を決めた。
■ポンプ車操法の部
◇優勝 湯前町
得点(191.0)
◇準優勝 荒尾市
得点(190.5)
◇3位 芦北町
得点(190.0)
■小型ポンプ操法の部
◇優勝 水上村
得点(88.5)
タイム(44.34秒)
◇準優勝 荒尾市
得点(88.0)
タイム(41.96秒)
◇3位 八代市
得点(87.0)
タイム(41.17秒)
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