10月15日(火)、熊本県みずかみ産球磨川清流米出発式が、湯山石倉交流施設で開催されました。水上村産のお米1,720袋(1袋玄米30kg)を、10月から12月までの期間で計4回に分けて出荷します。村の産業推進機構委員を中心に村内20農家の協力のもと集荷を行いました。
出荷先は、愛知県に本社を置く給食会社「株式会社ティー・エフ・ピー」(杉野政人代表取締役会長)。同社は、約240施設の幼稚園や高齢者施設へ給食事業を展開しており、杉野会長は水上村出身で、令和3年度に企業版ふるさと納税をいただいたご縁で、初年度(令和4年度)は水上村産ヒノヒカリ500袋を出荷し、昨年度は水上産米ヒノヒカリとくまさんの輝きを860袋出荷しました。その際、社内や提供先にて好評価をいただき、今回、3回目の取引へつながっています。
出発式には同社から、杉野晴世取締役副社長、信國精輔監査役、窪田妙子執行役員、製造部長及び同社関連会社(株式会社旬楽)の杉野貴文取締役の4名と、米集出荷にご協力いただいた生産者や関係者が出席。
中嶽村長は「今年は酷暑となり米への影響が心配だったが、無事に収穫を迎えられた。食味の改良や付加価値を得るため講習会やKome1グランプリを開いており、今後も関係を続けていければ」。杉野取締役副社長からは、「会長の故郷から今年もお米を出荷していただきありがたい。水上村のお米はお得意さまから好評で、来年も多くの農家の皆さまからご支援いただきたい」。尾前産業推進機構委員長からは「活力ある地域経済の構築のため、球磨川清流米の取引はとても大きい。今後もより良いお米を作っていく」とあいさつがありました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>