11月3日(日)、6年ぶりとなる総合防災訓練が実施されました。
この訓練は防災初動体制の確立、関係機関との連携、消防団員の防災技術向上、地域住民の防災意識高揚などを目的として開催され、住民を始め各種団体約200名が参加しました。
11月2日(土)、球磨地方全域に大雨洪水警報が発表され、翌日の3日(日)8時00分に宮崎県日向灘沖を震源とするマグニチュード8.0の地震が発生し、水上村では震度6弱を観測したと想定。
村は災害対策本部を設置するとともに、村民体育館に現場指揮本部を設置、湯山地域交流センター、江代地域防災拠点施設を避難所として開設し、消防団による住民避難誘導も実施されました。
村民体育館では、災害対策本部のある役場と衛星電話による通信訓練や、川内地区から自衛隊西部方面特科連隊第三大隊・消防団による陸路での住民搬送訓練、消防団による連結放水訓練、女性の会、社会福祉協議会による炊き出し訓練などが行われました。
湯山地域交流センター及び江代地域防災拠点施設では、消防団によるデジタル簡易無線を用いた情報伝達訓練、折り畳みベッド組立体験などが行われ、参加者は改めて防火・防災に対する意識を深める機会となりました。
■参加機関
(1)水上村
(2)水上村消防団
(3)水上村住民(自主防災組織・女性の会)
(4)水上村社会福祉協議会
(5)上球磨消防組合
(6)熊本県警察多良木警察署
(7)国土交通省九州地方整備局
・八代河川国道事務所
・熊本河川国道事務所
・川辺川ダム砂防事務所
(8)陸上自衛隊西部方面特科連隊第三大隊
(9)上球磨地域介護事業所連絡会
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