12月18日(月)から19日(火)にかけて、水上村、湯前町、上球磨森林組合で構成する「上球磨地区林業振興推進協議会」が主催する視察研修行われ、執行部から中嶽村長と産業振興課職員、本村議会から議長と産業厚生常任委員長が参加した。
初日は、森林環境譲与税の取組実績を豊富に持つ大分県佐伯市役所を訪れ、未整備森林の解消に向けた間伐、作業道・林道整備への補助、木造公共建築物の整備、林業見学会などの譲与税を活用した事業内容について説明を受けた。
翌日、支所と中央公民館の機能に加え、各種団体の事務所が一元化されている「安心院(あじむ)地域複合支所」を視察。「いつも賑わう“みんなの家”」をコンセプトに、市有林をふんだんに活用した木の温もりを感じる交流拠点となっている。
本村においても、私有林人工林面積が広く、毎年度5,000万円を超える譲与税が国から交付されているため、今後の利活用に向けての検討が急務となっている。
議長:那須良策
産業厚生常任委員長:杉野久志
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