例年にない暑さが続き、秋の涼しい風が、待ち遠しくなっているころですが、村民の皆様におかれましては、ご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。さて、西野前教育長が7月末に任期満了でご退任されました。それに伴いまして、臨時議会が開かれ、教育長として議会の同意をいただき、8月1日付で辞令をいただきました。教育長という職責の重さに、身の引き締まる思いがしております。
微力ではございますが、生まれ育った水上村の教育振興のため精一杯努力していきたいと考えておりますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
さて、「人は人によりて人となる」と申します。人は、様々な人と触れ合い、多くの経験を通して磨かれ成長していくものです。水上学園では、1年生から9年生までが同じ学び舎で勉強し、生活し、様々な刺激を与えあいながら充実した教育が営まれていると伺っています。義務教育学校になって2年目というこの若々しい芽を、しっかりと伸ばし、やがては大木へと育てていくことができるよう、努めて参りたいと思っています。
また、村民の皆さんがやりがいや生きがいを感じる生き方の一助となるよう、社会教育の充実に努めたいと思います。
世界情勢が目まぐるしく変化するなかAIが急激に進化し、これからますます先の読めない時代になっていこうとしています。そういう時代だからこそ、今一度「命と人権を守ること」を土台にして、お互いを尊重しあい、みんなが笑顔になれる学校づくり、地域づくりに貢献していきたいと思っています。
精いっぱい努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
原 崇(はら たかし)
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