山火事は、例年春先のほか秋から冬にかけて発生しています。空気が乾燥し、森林内の落葉などが燃えやすい状態になっており、強風等によりたき火が燃え移り、山火事発生の危険性が高くなります。
山火事の原因の多くが、人のちょっとした火の取扱いの不注意で発生しています。一人ひとりが森林の大切さを認識し、防災意識を高めることが大切です。
山火事予防にあたっては、次のことにご留意ください。
(1)枯草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと。
(2)強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
(3)火入れを行う際、許可を必ず受けるとともに、十分な実施体制をとること。
(4)たばこは、指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消して、投げ捨てないこと。
■(参考)出火原因別件数(平成30年~令和4年の平均)
1 たき火…420件(32.5%)
2 火入れ…245件(18.9%)
3 放火(疑いを含む)…99件(7.6%)
4 たばこ…60件(4.6%)
5 マッチ・ライター…32件(2.5%)
6 火遊び…14件(1.1%)
7 その他(不明など)…424件(32.8%)
合計:1,294件
(資料 消防庁統計資料に基づいて作成)
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