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自治体の皆さまへ

氷川町の財政事情を公表します

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熊本県氷川町

令和4年度決算の状況と令和5年度上半期の執行状況の概要をご紹介します。皆さんから納めていただいた税金などのお金がどのように使われているのでしょうか。

※1万円未満を四捨五入して標記しています。そのため合計値や差引が一致しない場合があります。

1.令和4年度決算報告
■歳入

歳入決算額は、主にふるさと応援寄附金の増により、前年に比べおよそ7億9812万円の増額となりました。歳入のうち町税や繰越金、手数料、基金繰入金など町が自主的に収入できる財源(自主財源)の合計は、36億2467万円です。
一方、地方交付税や国・県からの補助金、特定の事業に充てることができる町債(借金)など、国・県により定められたり、割り当てられたりする収入(依存財源)の合計は、52億2058万円となっており、歳入の59%を占めています。

▽町債とは?
町の借金にあたります。長期間利用される公共施設を整備する場合に、その年度の収入だけでまかなうことが難しいため借り入れを行います。整備する年の住民だけが負担をするのではなく、毎年少しずつ負担してもらうことで世代間の負担を公平にするという役割もあります。

■歳出

歳出決算額は、ふるさと応援寄附金に伴うふるさと納税支援事業や企業立地促進事業などの増により、前年度に比べおよそ9億8039万円の増額となりました。
歳出費目では、ふるさと応援寄附金の増に対するふるさと納税支援事業により総務費が増加(前年比11億8361万円増)となりましたが、臨時特別給付金の縮小や防災公園工事等の完了により民生費や消防費などで前年度より減少となりました。

■特別会計決算

会計の種類には、一般会計と特別会計があり、一般会計が町の基本的な経費が中心となっているのに対し、特別会計は特定の事業に対して特定の歳入を充てるもので、左表のように4種類の会計があります。

■町民の税負担状況
・町民税 37,607円
・固定資産税 45,199円
・その他の税 7,818円
合計 90,624円
収められた税金などの総額÷10,978人(9月末現在住基人口)=町民1人あたりの負担額

■基金現在高
基金とは、不測の事態への対応や特定の目的のために積み立てられた町の預金で、右表のように一般会計と特別会計を併せて14種類の基金があり、子ども医療費や行政区活動活性化交付金、防災備蓄品の購入等に基金から繰入金を充てています。

▽用語説明
財政調整基金…町の財政に余裕がある時に積み立て、災害などの予想できない支出があるときには取り崩し、財政を調整します。
減債基金…臨時的に町債(町の借金)を返済する時に取り崩すための基金です。

2.令和5年度上半期の執行状況(令和5年9月30日現在)
■一般会計歳出

(繰越分)

令和5年度当初予算については、5月号で紹介しましたが、9月末の時点で総務費や土木費などで5億6508万円の補正を行っています。主な内容は、基金積立金や新型コロナウイルス感染症関連事業、道路新設改良事業などです。

■一般会計歳入

(繰越分)

問合せ:企画財政課 財政係
【電話】0965-52-5850

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