人権啓発コーナー

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■人権が尊重され、生きがいが感じられるあたたかい町
人権問題の重要な課題は、「差別」がなくなることだと思います。県内の中学生が書いた人権作文を読み「このような考え方が差別の解消につながるのでは」という作品に出会いましたので紹介します。
外国籍を持ったお母さんが差別に合い、周囲への理解と人権の大切さを真剣に訴え、多様性と認める共生の心を育み、自己実現の生活を送られたという内容です。
お母さんは、就職するための面接を幾度となく断られましたが、1社だけ受け入れた企業がありました。それは、国籍やコミュニケーションが取れないことで判断をしたのではなく、お母さん本人の真剣さと人間性を見て採用したということです。
さらに、作品を書いた生徒さんの仲間たちが、国籍や出身を気にせず、お母さんと仲良く触れ合ったそうです。そんな様子をみた生徒さんは「差別をなくす一番の方法は、互いを良く知ること」、さらに「互いを知るには、コミュニケーションが大切だ」ということに気付きました。
このような状況が広がっていけば、差別はいつかはなくなっていく気がすると思いました。住民の皆さんの誰もが幸福で大切な人権を守り、差別のない町づくりを推進しましょう。

■人権学習web講座
テーマ：「災害と人権」
日時：7月11日(火)　13時30分～
場所：氷川町文化センター講堂

問合せ：生涯学習課
【電話】0965-52-5860