氷川町の技術を世界に発信 G7広島サミット国際メディアセンターに作品展示

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5月に広島県で開催されたG7広島サミット。期間中、各国の報道機関の拠点となったG7国際メディアセンターに展示された日本の伝統文化を伝える和室の制作に、有限会社谷口木工所(法道寺)が携わりました。
「いろいろな国の人に日本のわびさびを伝えたいという思いを込めて作りました」と代表取締役社長の谷口武浩(たけひろ)さんが語る組子細工入りの障子は、葛飾北斎の赤富士をイメージされたもの。近くで見るとその緻密さに驚きます。
同社は、平成27年のミラノ万博に出品されたいぐさ・畳表ベンチの制作にも携わりました。「世界から注目を浴びつつある日本の和文化を、自社の技術で世界に発信していけるようになれればと思います」と今後の抱負についても笑顔で話しました。