#デジ活(カツ)

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暮らしに身近なものになってきたICT・デジタル技術について、さまざまな情報を発信する連載企画「#デジ活」。今回は、デジタル技術を活用した夏の過ごし方です。8月に入り暑さのピークを迎えるなか、この時期だからこそ活用したいデジタル機器についてご紹介します。

■スマートリモコンで、いつでも快適な室温に
日本は湿度が高く、気温上昇と重なることで猛烈な暑さにつながります。夏場は「室温25～28℃」「湿度50～60%」が理想的と言われており、快適に暮らす上では温度調整が重要ですが、家の中の状態を常に確認することは難しいものです。そこで活用できるのが「スマートリモコン」です。目安になる温度を設定しておくことで、室温が高くなった時にはスマートフォンに通知が届き、エアコンを起動するタイミングを知らせてくれます。他にも、スマートフォンからエアコンを遠隔操作したり、室温に応じて自動運転させることも可能です。外出先から戻るときにも、あらかじめエアコンを起動しておけば、帰宅後すぐに涼しさを感じられるでしょう。

■見守りカメラで、大切な家族を守る
暑い夏、特に気を付けたいのが熱中症です。実は屋外よりも、室内で熱中症になる方が多いと言われています。特に高齢の方は、若年層に比べて温度に対する感覚が弱くなり、本人は平気と思っていても、気づかぬうちに体温が上昇し発症してしまうのです。このような危険から家族を守るために活用されているのが「温度センサー付き見守りカメラ」です。このカメラを室内に設置しておくことで、スマートフォンから部屋の様子を確認したり、カメラ越しに通話も行えます。さらに、温度センサーがあれば部屋の温度変化も分かるため、家族に温度調節を呼びかけることが可能です。先ほどの「スマートリモコン」と組み合わせれば、ご家族が遠隔でエアコン操作も行えるので、より安心した見守りにつながるでしょう。

今回ご紹介した機器は、一般家庭だけでなく介護分野でも利用が進んでいます。水分補給などの対策を徹底しながら、デジタル技術も活用し猛暑を乗り切りましょう。
・環境省熱中症予防情報サイト
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