■どれが自分の本当の血圧?
測る度に高かったり低かったり。血圧はその時々で変化するので、どれが本当の血圧か分からなくなりますよね。どれが本当の血圧なのか分からないのに、血圧を測る意味はあるのでしょうか?
■血圧は点ではなく線で見る
健診や人間ドックで血圧が高いと言われても、その1回の血圧だけで血管は傷みません。しかし、もし日頃からその高いレベルで変動しているとなると、動脈硬化が進み問題になってきます。逆に健診や人間ドックの結果は高いのに日頃は低いレベルで変動していれば、体への負担はあまりかかっておらず、動脈硬化の進行は抑えられていることになります。
血圧を測ることで、日頃体にどれだけ負担がかかっていて、血管が傷んでいるのかを知ることができます。そして測定を継続することで、それらがはっきりとした傾向として見えてきます。
■血圧はなるべく同じ条件で測定する
血圧測定のポイントは、なるべく同じ条件で測定することです。おすすめは朝・夜2回の測定ですが、自分の血圧を知るには朝だけでも十分です。夜勤やシフト制の仕事などで毎朝決まった時間に測れない場合は、起きて1時間以内という条件での測定でも問題ありません。
■正しい測定のポイント
朝
・起床後1時間以内
・トイレに行った後
・朝食の前
・薬を飲む前
夜
・寝る直前
・入浴や飲酒の直後は避ける
■健康ひかわ21
(氷川町健康増進計画R6~R17)
健康ひかわ21とは、氷川町に住む人の健康寿命を伸ばすことを目標にした健康づくりを推進していくための計画です。内容は右記QRコードや氷川町ホームページからご覧ください。
本紙を参照ください
問合せ:町民課 保健予防係(健康センター)
【電話】0965-52-7154
<この記事についてアンケートにご協力ください。>