■知っていますか?CKD!
CKDとは慢性腎臓病のことで、さまざまな原因によって腎臓のはたらきが徐々に低下していく状態のことをいいます。日本では成人のおよそ8人に1人の割合で発症していると推定されており、今や国民病の1つと考えられています。
CKDは進行してから初めて症状が現れます。だるさ、食欲不振、頭痛、吐き気、むくみ、動悸、貧血、骨が弱くなるなどがその主な症状です。
▽腎臓の仕事
・老廃物や毒素の排泄
・血圧の調整
・ビタミンD活性化による骨の強化
・血液(赤血球)を作る働きを助ける
■こんな人はCKDに注意を
・生活習慣病がある(高血圧・糖尿病・肥満など)
・たばこを吸っている
・家族に腎臓病の人がいる
・過去に心臓病や腎臓の疾患になった
・健診などでたんぱく尿が見つかった
そのほかの危険因子として、高齢(65歳以上)や高尿酸血症、腎臓自体に原因がある場合などがあります。CKDが進行し腎不全になると人工透析や腎移植が必要となります。心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの心血管疾患にかかるリスクも高まります。
■年に1回は健診を受けましょう
CKDは進行すると完全には治らないため、早めに対処する必要があります。健診を受けると自分にCKDの兆候があるのかどうかが分かります。今年度健診を受けていない人は、受診をおすすめします。
▽今年最後のチャンスです
医療機関での受診は
1月31日(金)まで
※特定健診(国保加入の40~74歳)・若者健診(20~39歳)・後期高齢者健診(75歳~)が対象です。受診券の発行については、健康センターまでご連絡ください。
■体についてのお役立ち情報発信しています
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▽これまでの発信した記事の一部をご紹介!
・今年こそ脂肪を減らすぞ!
・天然のやせホルモンを使おう
・老けは予防できる!
・お正月太りにはコレ!
・下の血圧が高いってどういうこと? など
問合せ:町民課 保健予防係(健康センター)
【電話】0965-52-7154
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