こども家庭センターのスタッフが子育てについての情報を発信していきます!
今月のトピック
なぜ体罰などをしてはいけないのか
■体罰・暴言はこどもの脳を傷つけます
近年の脳画像研究により、こども時代につらい体験をした人は、脳にさまざまな変化が生じていることが報告されています。
幼児期の体罰によって、こどもから親への信頼や愛情が損なわれたり、うつ・著しい不安・多動など精神的な問題を持ったりすることがあります。周りの人を傷つける行動が増えたり、感情的にキレやすく攻撃性が強くなったりすることもあります。その影響は幼児期だけにとどまらず、成人になってからも続く可能性があります。
▽虐待で傷つく脳
・厳しい体罰で前頭前野が萎縮(感情・思考に影響)
・暴言で聴覚野が変形(言語・コミュニケーションに影響)
参考:厚生労働省「子どもを健やかに育むために~愛の鞭ゼロ作戦~」
■子育てに悩みはつきもの
こどもが泣き止まなかったり、かんしゃくがひどいとイライラしたり、つい怒鳴ってみたり…子育てを頑張るのはとても大変なことです。落ち着いているときに、子育て支援センターなど、こどもを連れて出かけられる場所に出かけてみるのも1つの方法です。
子育ての不安などを話すことで気分転換になり、気になることなどを気軽に相談できる関係ができるかもしれません。気持ちをため込まないで、いつでもご相談ください。
・氷川町こども家庭センター
【電話】0965-62-3456(月~金曜 8時30分~17時15分)
・子育て支援センター
(月~金曜 9時~16時)
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