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Topics まちのできごと

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熊本県湯前町

■下町橋、初の大規模改修へ 補修工事安全祈願祭を開催
8月22日に下町橋(したまちばし)補修工事安全祈願祭を開き、金子光喜議長や施工業者の株式会社尾上建設(上益城郡山都町)など、工事関係者およそ15人が参加しました。
下町橋は明治39年に建設された単一(たんいつ)アーチ式の石橋で、下城の「下」と古町の「町」をとって「下町橋」と名付けられました。
現在は町指定文化財となっています。建設から117年経ち、初の大規模補修となる今回の工事では、壁石・輪石(わいし)の補強やガードレールから石造高欄(いしづくりこうらん)への変更などを計画しています。代表であいさつした長谷和人町長は「補修後は下町橋や橋周辺の美しい景観を生かした取り組みができるのではないかと大いに期待している」と話しました。
※輪石…橋のアーチ部分を支える石、石造高欄…石で造られた欄干

■プログラミング講座開催 学生がプログラミングの楽しさを伝える
熊本高等専門学校と一般社団法人電子情報通信学会九州支部が主催するプログラミング講座が、8月26・27日に湯前まんが美術館で開かれ、町内外から40人の小中学生が参加。同校の学生14人が講師となり、プログラミングの楽しさを伝えました。
同講座は都市部に比べて科学技術に触れる機会が少ない郡部地域の小中学生に、さまざまな体験をしてもらいたいと始められたもので、今回で7回目。今回は(1)IoTブロック教材「MESH(メッシュ)」、(2)ドローン「Tello(テロー)」、(3)球形ロボット「Sphero(スフィロ)」を使ってプログラミングを体験しました。普段なかなか体験することができない内容に、参加した小中学生たちは興味津々で取り組んでいました。

■水害時の活動に生かす 湯前町消防団が救助用ボートの操作を学ぶ
湯前町消防団耐暑訓練を8月27日に蓑谷ため池で開き、参加した団員71人が救助用ボートの操作方法などを学びました。
近年では豪雨災害などのとき、消防団員がボートを使って住民を避難させることがあるものの、本町消防団ではボートの操作訓練などしていないことから、今回初めて計画。上球磨消防組合に講師を依頼し、ボートの操作方法や、水中にいる救助者の引き上げ方法などを指導してもらいました。
参加した団員たちは「真っすぐ進まなかったり、カーブできれいに曲がれない」「不安定なボートの上で救助者を引き上げるのは見た目以上に大変だった」など話していました。

■マンガに興味・関心を 湯前小中学校でマンガ授業を開催
9月8日、湯前中学校全生徒と湯前小学校4年生児童を対象に「マンガ授業」を開催。崇城大学芸術学部デザイン学科の助教、木下裕士(ひろし)さんと同大学の院生、道﨑紗子(たえこ)さん(博士1年)、学生の木村仁美さん(4年)がマンガの描き方などを指導しました。
中学1~3年生はモノ・コトをキャラクター化する擬人化の手法を学んだ後に「那須良輔風刺漫画大賞」に応募する作品を描き、アドバイスを受けました。
小学4年生児童はマンガの歴史を学んだ後、Gペンを使ってアシスタント体験をしました。直線や円の描き方を練習してから、吹き出しや集中線などの作画に挑戦。同じ太さで描く難しさなどを実感し、改めてマンガ家のすごさを感じたようでした。

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