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中学生の目線で「まちづくり」を考える 子ども議会で中学3年生が質問・提案

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熊本県湯前町

10月3日、湯前町役場内の議場で子ども議会が開かれ、湯前中学校の3年生が議員になりきり、町執行部に質問や提案を投げかけました。
同議会は子どもたちが政治への関心を深め、まちの未来について考える機会をつくろうと、平成29年度から続けられています。子ども議員を前に、長谷和人町長は「今日の質問は自分の目線で見た・肌で感じた課題をクローズアップしたもの。町民の1人として、未来を良くするために何ができるか・何をすれば良いのかを考えるきっかけになったと思う」と話しました。
ことしは、より内容を掘り下げられるようにと、役場の若手職員に事前に聞き取りする機会が設けられ、生徒たちは専門用語の解説や、まちの取組などの説明を受けました。事前聞き取りを経て、内容を固めた生徒たちは、財政や空き家対策、健康福祉、イベント、農業などに関して順番に質問・提案。グラフや数値などを用いて、理由も含め、論理的に話を進めました。
閉会後、新川晃英校長は「これから進路を決める生徒にとっては、役場職員の皆さんを将来社会人として活躍する自分と重ねることができた。主体的にまちづくりの一端に関わることができたのは大きな成果だと思う。湯前町が持続可能でさらに発展していくためには若い世代のリーダーシップが必要。今回培った力を発揮して、自分たちの新しい価値をつくり出し、みんなが幸せに暮らせる未来をつくっていってほしい。皆さんに向けられた熱い期待をしっかり感じてほしい」と生徒たちに話しました。

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