10月1日、多良木町役場をスタート・ゴールとし、湯前町・水上村・あさぎり町を通過する42・195キロ(大学・実業団の部…4区間、高校の部…7区間)のコースを舞台に「第2回奥球磨駅伝競走大会」を開催。全国各地から大学・実業団の部に14チーム、高校の部に42チームが出場し、奥球磨の地で襷(たすき)をつなぎました。
小雨が選手たちの体を濡らす中、午前10時30分にレースがスタート。「ひらまつ病院A(佐賀県)」の1区、荻久保寛也選手が一時独走となる走りでトップで襷を渡しましたが、高校生たちが距離が短いスピード区間を利用して追い抜き、高校の部の1位争いとともに、全体1位を争う展開に。激しいトップ争いはレース中盤から少しずつ後続を引き離した「佐久長聖高校(長野県)」に軍配が上がり、2連覇を達成。自身が持つ大会記録を3分52秒更新する2時間03分24秒でゴールしました。
大学・実業団の部はアンカーで逆転した「青山学院大学A(東京都)」が2時間05分44秒で優勝。球磨人吉から出場した「球磨工業高校」は2時間17分46秒で34位でした。
今大会では本町出身の上田結也選手(26・野中田1)が大学・実業団の部に、ひらまつ病院Aで出場。アンカーを任された上田選手は本町内で襷を受け取り、水上村内で折り返して再び本町内に。地元の声援を力に、区間3位の走りでゴールテープを切りました。
■Result 大会結果
▼総合成績
▽高校の部(7区間42.195キロ)
(1)佐久長聖高校 2時間03分24秒
(2)大牟田高校A 2時間05分03秒
(3)須磨学園高校 2時間05分10秒
▽大学・実業団の部(4区間42.195キロ)
(1)青山学院大学A 2時間05分44秒
(2)ひらまつ病院A 2時間05分50秒
(3)青山学院大学B 2時間07分39秒
▼区間賞
一覧については本紙をご参照ください
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