■『玄米食』で糖尿病予防・改善11月14日は「世界糖尿病デー」
玄米特有の成分である「γ(ガンマ)-オリザノール」には、肥満や糖尿病を抑制する作用があります。玄米を食べることで、肥満などが原因で発症する「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」を予防・抑制できることが最近の研究で明らかになりました。玄米は白米に比べて食物繊維が豊富なため、食後の血糖の急上昇を抑えることもできます。
今回は玄米の炊き方のポイントを紹介。『玄米食』を生活に取り入れ、食べて健康になりましょう。
▽玄米ご飯を食べてみましょう!
材料:玄米…2合、水…600cc
ポイント:
・浸水時間は水温によって変わるが、6時間を目安に浸ける
※炊飯器の玄米モードによっては浸水が不要なものもあります
・玄米モードがない炊飯器のときは、玄米の量の1.5~2倍の量の水を加える
・玄米の臭いが気になるときは、塩を少し加えて炊く
▽玄米と白米の成分比較
※日本食品標準成分表2020版(八訂)を参考に作成(可食部100グラムあたり、炊飯前の数値を使用)
管理栄養士 田中朋子
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