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湯前中学校卒業式

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熊本県湯前町

■新たな場所でも輝く。37人が中学校を卒業
▽すべての人が幸せでいれる社会の実現を
3月5日、湯前中学校体育館で第76回卒業式が開かれ、卒業生37人が中学校最後の日を迎えました。
ことしは在校生も全員参加し、来賓も案内、卒業生はマスクを外して出席するなど、コロナ禍前とほぼ変わらない状態で開催。国歌・校歌斉唱は卒業生のみだったものの、数年ぶりに歌声が響き渡りました。
新川晃英(てるひで)校長は卒業証書を手渡した後「私たちは想定外の変化が起こる時代を生きている。一人一人が自分や他者を尊重し、さまざまな人と一緒に困難を乗り越えていかなければならない。幸せを感じながら、満足感の高い生活を送るには(1)『やってみよう』(2)『ありがとう』(3)『なんとかなる』(4)『ありのままに』の4つの心のあり方が重要。自分や家族、友達など、すべての人の幸せが維持できる社会を実現してほしい」と、卒業生に言葉を贈りました。
送辞では在校生代表の松本空さん(田上)が「これから自分の選んだ道を進んでいく中で、きついこと苦しいことがたくさんあると思うが、湯前中でともに過ごした仲間や先生、かけがえのない日々を思い出し、苦難を乗り越えてほしい。私たちは3年生と過ごした時間を誇りに思う。それぞれの道で頑張ってほしい」とエールを贈りました。

▽コロナ禍で成長した卒業生
卒業生代表の野口蓮夏(れんか)さん(上村)は「3年間、新型コロナウイルスに振り回される日々だった。未知のウイルスに恐怖を抱き、先が見えず不安になることも多かったが、私たちは前を向き、成長を続けた。コロナ禍だからできたこと・できなかったことがたくさんあるが、すべてが思い出。コロナ禍でたくましく育った私たちは、新たな場所でも輝くことができると胸を張って言える。新しい場所で新しい仲間とともに、あきらめずに粘り強く頑張りながら、自分の夢や目標に向かって一歩ずつ進んでいく」と力強く答辞。
最後に卒業生たちは在校生から花束を受け取り、笑顔で会場を後にしました。

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