つなぐゆのまえ-人権のひろば-暮らしの中に人権を

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あなたは「人権」と聞いて、どのようなことを考えますか?
「とても大切なもの」「なんだか堅苦しいもの」「自分には関係ないもの」など―でしょうか?

私たちは誰もが『自分らしく生きたい』『幸せになりたい』と願っています。しかし、過去には人権が保障されていなかった時代がありました。自由をうばわれたり、命や財産がおびやかされたりするなど、個人の権利が踏みにじられることがありました。そんな苦しい時代『みんなが平等で互いが尊重されている中で、人として幸せに生活したい』という願いが生まれました。こうして人権についての考えが芽生え、今日まで発展してきたのです。
「人間として幸せに生きる権利」を人権ということができます。「人権」とは難しいものではなく、私たちの日々の生活の中でとても身近なものなのです。

■あなたは、今…
・仲間はずれにしたり、されたりしていませんか?
・本人に直接関係ないことで、根拠もなく差別したり、されたりしていませんか?
・障がいがあることを理由に差別や不当な扱いをしたり、されたりしていませんか?
・性別などを理由に不当な扱いをしたり、されたりしていませんか?
ほんの一例ですが、このようなときに「人権問題」が起きている可能性があります

■みんなの幸せのために
「つなぐゆのまえ-人権のひろば-」では、私たちの暮らしに関わりの深い人権課題をテーマにします。人権を大切にするということは、自分のことと同じように他の人のことも大切にするということです。物事を正しく見つめて、気づき・考え・行動し、誰もが明るく楽しい生活を送れるよう、日々の暮らしなどについて一緒に考えていきましょう

地域人権教育指導員　窪田龍記(たつき)