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特集 描く未来。長谷町政二期目がスタート(1)

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熊本県湯前町

任期満了による湯前町長選挙は4月18日に告示され、長谷和人氏(67・上村)が無投票で再選を決めて閉幕。平成23年、同27年、同31年に続き、4回連続の無投票となった。
4月24日には湯前町役場で当選証書付与式が開かれ、地内正巳(まさみ)選挙管理委員長が長谷氏へ当選証書を付与し「少子高齢化や人口減少、物価高騰など厳しい状況が続いている。今後も厳しい状況が続くと予想されるが、町長のリーダーシップで、町民が元気に・安心安全に暮らすことができるまち、住んでいて良かったと思えるまちになることを期待している」とあいさつした。
初登庁後の就任式では、職員らを代表して中村富人(とみと)教育長が「一期目は未曽有(みぞう)の豪雨災害やコロナ禍など、厳しい日々が続いた4年間だったが、豊富な行政経験と行動力で乗り越えてこられた。『現場第一主義』を掲げ、自ら先陣を切って奮闘する姿は町民の皆さんに安心感・信頼感を与え、まちの発展につながったと確信している。これまで以上に強力なリーダーシップで導いてもらいたい」と歓迎。長谷町長は「『現場第一主義』を引き続き掲げ、町民の皆さんや職員の皆さんとの会話を通して、内容をしっかりと協議しながら政策を進めていきたい。『心豊かで活力があり未来を創造する町づくり』を基本理念に掲げ、町民の皆さんの一声一声を大切にし、誠意をもって何事にもぶれることなく、きめ細やかで温かみのある政策を実現するために全身全霊でやり抜く覚悟である。職員の皆さんには、町民の皆さんが何を望んでいるのか、望みに応えるにはどうしたらよいのかを、これまでの慣例にとらわれずに考えてもらいたい。職員の皆さんの英知と勇気を結集し、まちの未来を創造し実現するために、ともに汗を流してもらいたい」と訓示した。

■PROFILE ながたにかずと
県立球磨農業高等学校卒業後、大蔵省造幣局で勤務。昭和50年湯前町役場に入庁。平成20年から総務課長。同25年に退職し、5年9カ月の間湯前副町長を務める。同31年4月から第9代湯前町長。令和5年4月27日、二期目の舵取りがスタート。

■長谷町政5つの柱
▽First 未来を託す子どもたちが輝くまちづくり
子どもたちが夢に向かって羽ばたくことができるよう、さらに子育て支援に取り組みます。

▽Second 安全安心に暮らすことができるまちづくり
町内の危険個所を一つでも減らせるよう、防災・減災に取り組みます。避難施設を改良したり、医療・福祉施設とも連携して取り組みます。

▽Third 農林業・商工業の持続的な発展
雇用創出や事業後継者育成などの支援をします。若手経営者の積極的なチャレンジや、基盤強化・発展のために支援を強化します。

▽Forth 地域資源を活用したまちづくり
文化財や自然、伝統的な技術や助け合いの心から育まれた産品をさらに磨き「湯前のすぐれもん」として、育て需要の開拓に努めます。

▽Fifth 未来につながる健全な財政運営
財政の規律を守りながら優先順位を見定め、歳入歳出のバランスが取れた、計画的で効率的な財政運営を行います。

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