■健康でいるために生活習慣の見直しを放っておくと大変な『メタボリックシンドローム』
『メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)』とは、(1)内臓に脂肪が過剰についている+(2)血圧・血糖・脂質などに異常がある状態のことを言います。放っておくと動脈硬化が進み、血管がもろくなって詰まったり破れたりする脳血管・心臓血管疾患などの大きな病気になります。生活習慣病である高血圧症や糖尿病、脂質異常症などになる可能性も高まります。
運動不足や食べすぎ、偏った食事、睡眠不足などといった悪い生活習慣の積み重ねが原因であることがほとんど。メタボリックシンドロームの予防や改善には、毎日の食事内容や量、運動と休養のバランスなどの生活習慣を見直していくことが大切です。
▽メタボリックシンドロームの診断基準(単位の読み)
cm:センチメートル
mmHg:水銀柱ミリメートル
mg/dL:ミリグラムパーデシリットル
※選択項目は3項目のうち2項目以上該当でメタボリックシンドローム。1項目該当は予備群
看護師 黒木明美
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