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Human rights つなぐゆのまえ-人権のひろば-子どもの人権その1

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熊本県湯前町

■現代社会と子ども
少子高齢化の進行や新型コロナウイルス感染症の影響で、社会経済の構造が変化し、核家族化が進んだり地域の連帯感が弱まっています。家庭や地域の子育て機能の低下とともに、児童虐待などが深刻な問題となっています。子どもたちのいじめや教師などによる体罰も、変わらず大きな問題です。情報通信技術の急速な発展で、インターネットを通じて子どもが犯罪に巻き込まれるなどの問題も発生しています。さらに、保護者の収入状況で、十分な教育の機会が得られなくなるなどの問題もあります。
※現在、子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われている
現状の改善のためには「未来を担う子どもたちが、心豊かで健やかに成長することができる社会づくり」を進める必要があります。

■球磨人吉での学び
7月27日に第36回人吉球磨人権教育研究協議会研究大会が人吉市カルチャーパレスなどで開催され、約60人の本町関係者が参加しました。
午前中の全体会では『子どものすこやかな育ちのために』と題して、熊本市で心理相談員を務める尾道幸子先生の講演があり、午後は就学前教育・学校教育・社会教育の3つに分かれて分科会が開催されました。社会教育部会では『音楽と子ども』という演題で、山中音楽教室の山中美智代先生の楽しい歌の指導と人権講話がありました。
7月31日には湯前町人権教育推進協議会総会・研修会が農村環境改善センターで開かれ、児童虐待についてDVDをもとに学びました。
いずれも子どもの人権について、意識を高める機会となりました。

地域人権教育指導員 窪田龍記(たつき)

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