文字サイズ
自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ 辰年の思い2024(1)

6/26

熊本県湯前町

■新しい時代へ動き出し、成長し、勢いを増す1年に
町長 長谷和人
新年明けましておめでとうございます。町民の皆さんにおかれましては、ご家族ともども穏やかで希望に満ちた新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。令和6年の幕開けに、町民の皆さんに謹んでごあいさつ申し上げます。
町政の舵取りを始めてから、2期目の1回目のお正月を迎えたところです。町民の皆さんには、日ごろより町政のさまざまな分野に、ご支援ご協力いただき、心から感謝申し上げます。改めて責任感と使命感を持ち、しっかりと町政を推めていきます。

▽見えない敵との戦い
新型コロナウイルス感染症はワクチン接種の進展などで感染者が減少し、重症化リスクも軽減したため、昨年5月に感染法上の分類が5類に変わりました。人々の生活も変化しましたが、未(いま)だに新型コロナウイルスの感染は続いています。昨年の夏ごろからはインフルエンザやアデノウイルス(プール熱)なども流行し、見えない敵との戦いは当分続くものと思います。町民の皆さんには引き続き感染予防対策を十分にとっていただき「新しい生活様式」で過ごしていただければと思います。

▽戦火による経済の混乱
ロシアによるウクライナ侵攻開始から約2年が経過。他方では、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの武力衝突が拡大しています。いずれの戦場も和平や停戦の兆(きざ)しは見えないところです。新型コロナウイルス感染症の爪痕(つめあと)が深く残る中、戦火の影響で原油価格高騰(こうとう)や物不足、物価高、円安など、日本経済・世界経済は混迷(こんめい)し続けています。日本政府には早期の平和の実現と経済の立て直しに奮闘してもらいたいと希望しているところです。本町としては影響を少しでも緩和するために、国の交付金などを利用して町民の皆さんの暮らし応援などを行っていきます。

▽湯前駅周辺の開発
令和2年7月豪雨災害の復旧復興はまだ道半ばです。引き続き復旧復興を最優先に進めている中で、くま川鉄道が令和7年度中には全線開通する予定となりました。全線開通を記念し、ピンチをチャンスと捉えて、くま川鉄道を復旧復興のシンボルとするため、駅周辺の開発で創造的復興を進めていきます。

▽上昇と成長の1年に
ことしの干支は唯一空想上の動物である『辰(たつ)』。東洋では辰(龍)は神の使いであり、世を統べる権力の象徴とされています。辰年は昇り龍などが描かれるように、勢い良く活気あふれる年になると言われています。十干十二支(じっかんじゅうにし)でみると、ことしは『甲辰(きのえたつ)』の年です。『甲』は十干の一番最初の文字で、物事の「はじまり」を象徴し、草木が成長し勢いを増す様を表すとも言われます。
甲辰である本年は、上昇し勢いを増しながら、ぐんぐんと成長していく年となることを期待するところです。

▽結びに
干支の謂(いわ)れのように新しい時代へ動き出し、成長し、勢いを増す1年になることと、災害のない希望に満ちた1年になることを願うとともに、町民の皆さんのご健勝とご多幸を心から祈念し、新年のごあいさつとします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU