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Report 第2分団第1部接戦制し連覇 郡大会の雪辱果たす

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熊本県湯前町

■6年ぶりの開催
8月25日、エコエイトやつしろ(八代市)を会場として、第35回熊本県消防操法大会が開かれました。ポンプ車の部には、平成30年に開かれた前回大会の覇者、第2分団第1部(上下染田)が出場。今回も熟練の技術を見せつけ、見事に大会連覇を果たしました。
同大会は消防団員の消防技術を高めることを目的に、県と一般財団法人熊本県消防協会が主催で開いています。2年に一度開かれていますが、新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年と4年のポンプ車の部は中止に。今回は平成30年以来、6年ぶりの開催となりました。
県内から9チームが参加したポンプ車の部。5番目で出場した第2分団第1部は、3番員の中田潔裕(ゆきひろ)さん(33・上里2)が優秀選手賞に選ばれるなど、各選手が最高のパフォーマンスを披露し、2位と0・5点差という接戦をものにしました。

■6年前のリベンジへ
全国大会に出場するのは平成18年・30年に続き、3回目。前回は17位と悔しい結果に終わりました。「全国に残した忘れ物を取りに行く」という気持ちを胸に練習を重ね、日々進歩してきた選手たち。リベンジを果たす決戦の日は10月12日、舞台は宮城県総合運動公園グランディ・21です。

■競技結果
▽ポンプ車の部
(1)湯前町
(2)荒尾市
(3)芦北町

▽優秀選手賞
一覧については本紙をご参照ください

■出場選手の声
連覇を果たした第2分団第1部の選手の皆さんに全国大会への意気込みを語ってもらいました。

▽指揮者 瀬谷憲功(のりよし)(35)
今回新しい番員で操法大会に臨みました。みんなで互いに切磋琢磨して練習に励みました。なかなか結果が出ない中でも、お互いを信じて、自信を持って挑戦した結果、県大会連覇を達成することができました。
たくさんの応援に感謝し、束になって全国上位を目指します。

▽1番員 沖松泰豪(たいごう)(29)
6年前の全国大会はサポートメンバーとして参加しましたが、今回は選手として初めて全国大会に出場することができ、うれしく思います。
全国大会では支えてくださった皆さんへの恩返しと、これまでの練習の集大成として最高の操法ができるよう頑張ります。

▽2番員 中釜由晴(ゆうせい)(32)
県大会で優勝することができましたが、改善すべきところがあるのでしっかり練習で調整して、全国大会に臨みたいと思います。
自身2度目の全国大会出場になるので、普段どおりの競技ができるように心がけ、練習の成果を最大限に発揮し上位入賞できるよう頑張ります。

▽3番員 中田潔裕(33)
前回同様、郡大会では2位、県大会で優勝し、6年ぶりに全国大会への出場を掴み取ることができました。
6年前では取れなかったものを今大会では団員一同で取りに行くために、もう一度細かい所を修正し、満足いく練習通りの操法をして優勝目指せるように頑張ります。

▽4番員 椎葉浩樹(33)
郡大会では2位という成績で、すごく悔しかったです。全国大会で選手として出場するのは2回目で、前回の成績がかなり悪かったので今回はテッペンを取り、全国1位の4番員を目指して頑張りたいと思います。

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