■ゆうやけにとけていく
ザ・キャビンカンパニー(著)・小学館
だんだんと沈みゆく太陽を背景に、ジャングルジムで遊ぶ男の子、悔しくて石を蹴る女の子、買い物帰りの親子などが描き出されている。各シーンのいろいろな感情を、夕焼けがやさしく包み込み、誰にでも静かな夜がやってくる。
■実は、拙者は。
白蔵盈太(著)・双葉社
深川佐賀町の裏店に住まう棒手振りの八五郎は、平凡かつ地味な男。ある夜、噂の幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が旗本を襲う場に出くわす。闘いを見守る八五郎だが、一柳斎の正体が、隣の部屋に住まう浪人の雲井源次郎だと気づき─。
■宙わたる教室
伊与原新(著)・文藝春秋
東京・新宿にある都立の定時制高校にはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは科学部を結成し、「火星のクレーター」を再現する実験を始める―。
■世界一簡単!70歳からのスマホの使いこなし術
増田由紀(著)・アスコム
ただの「スマホの使い方」の本ではない。「操作の困りごと」が人に聞かなくても解決できる。70代、80代だからこその、スマホの「すごい使い道」がわかる本。
問合せ:中央公民館図書交流棟
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