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Topics まちのできごと(2)

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熊本県湯前町

■一人で悩まず発信を 熊本県精神障がい者家族大会で講演
9月13日、熊本県精神障がい者家族大会が熊本市内で開かれ、記念講演で地内豊子さん(81・植木)が活動報告をしました。地内さんは精神科分野のボランティアを30年活動されて、昨年3月に「おだやかな居場処『光』」を設立。町内外から30件以上の相談を受け、生きづらさや悩みを抱えた人たちなどの寄り処になっています。地内さんは「周りの支えがあってこそ今がある。相談者の時間に合わせることを大切にしている。家族で悩まずに相談してほしい。」と話しました。

■地域住民の見守りに貢献 熊本県老人クラブ連合会会長表彰
10月9日、第40回熊本県老人クラブ大会が熊本市で開かれ、永山治実さん(73・上猪)と那須靖子さん(80・上猪)が県老人クラブ連合会会長表彰で友愛活動の特別表彰を受賞されました。同表彰は友愛訪問活動を10年以上続けて、地域社会の発展に貢献した人に贈られるもの。永山さんは12年間、那須さんは15年間友愛訪問活動※を続けています。
永山さんは「湯前に帰ってきて16年。シルバーボランティアで関わるようになって、地域の人にかわいがられている。福祉人材が少なくなっているのが悩みだけど、今後も地域のために役に立ちたい」と話しました。
※ひとり暮らしや高齢者世帯の安否確認、話し相手の見守り活動、買い物のお手伝いや施設でのボランティア活動など

■社会教育に貢献 熊本県社会教育委員連絡協議会表彰
9月25日、第69回熊本県公民館大会・令和6年度熊本県社会教育研究大会合同大会が西原村で開催され、県社会教育委員連絡協議会表彰として橋田實子(じつこ)さん(80・下里)と濱中誠さん(75・野中田2)が県社会教育委員連絡協議会表彰を受賞しました。同表彰は社会教育の推進に貢献し、6年以上社会教育委員を務めた人に贈られるもの。
8年間務めた橋田さんは「湯前のまちや人が好きで、社会教育に関わらせてもらった。賞をいただき感謝」、10年間務めている濱中さんは「若いころから社会体育や社会教育に興味があり、今まで関わってきた。証として賞をいただいた。今後も社会教育の分野で関わっていきたい」と話しました。

■植林でまちの森林を育てる 各社員が森林保全活動に参加
10月5日、19日に町内の各協定対象町有林で、JTの森(日本たばこ産業株式会社)・ダイダンの森(ダイダン株式会社)森林保全活動をしました。活動には各社の社員と家族が参加。両社ともに植林でオビスギの苗を植えました。苗を植えるときは鍬(くわ)を使って穴を堀り、ていねいに苗を植えていきました。傾斜のある場所での作業で参加者は苦戦しましたが、一致団結して無事に植えることができました。
植林後はバーベキューやフィールドビンゴ、木工体験、温泉など、本町での活動を楽しみました。

■愛情を注いだ成果 球磨畜産共進会で首席入賞
9月27日、球磨家畜市場(錦町)で「第73回球磨畜産共進会」が開かれ、本町からは育成種牛2部、経産種牛4部、乾草の部に出品。育成種牛2部では石井崇雄(たかお)さん(39・上里1)の「かつひめ号」が名誉賞6席、本田權六(ごんろく)さん(88・野中田3)の「ひかり375号」が名誉賞7席に輝き、経産種牛4部では栗秋和弘さん(68・上里3)の肉牛「みかん号」が名誉賞首席に。栗秋さんは5回目の熊本県共進会への出場を決めました。栗秋さんは乾燥の部でも優秀賞に輝いています。
同共進会は月齢に応じて体格や品位などを競うもので、県共進会の予選も兼ねて開催。栗秋さんは「病気にかからないよう、妻と二人で注意しながら愛情を注いできた。若い人にも頑張ってもらいたいし、後を引き継いでもらいたい。県共進会でも首席が取れるよう頑張る」と意気込みを語りました。県共進会は11月16日に熊本県家畜市場(大津町)で開催されます。

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