■NEWS1/一度は訪ねてみませんか まんが美術館リニューアルオープン
11月1日にリニューアルオープンした湯前まんが美術館。県外や海外からも多くの人にお越しいただいています。今月末までは、特別展「アニメ『夏目友人帳』15周年記念展」を開催中。ぜひご来場ください。
特別展はもちろん、湯前まんが美術館は本町の誇る風刺漫画家・画家・随筆家である那須良輔先生の作品を常設展示していることでも知られています。リニューアルにあたり、まんが美術館は常設展示室も一新。床の張替や照明設備の改修など、観覧者にも、展示作品にも優しい空間に生まれ変わりました。現在は「那須良輔の世界」展と題し、風刺漫画や絵本原画・似顔絵など、那須作品の幅広い魅力を知ることができる展示を開催しています。
■NEWS2/県内各地で開催 出前まんが美術館
11月6~29日まで、未来会議室下通店内「未来アートギャラリー」(熊本市)にて、ポップアップ展示「YUNOMAE(ゆのまえ)MANGA(マンガ)STAND(スタンド)」を開きました。本展は、湯前まんが美術館が所蔵する那須良輔先生の作品をはじめとした貴重な資料を館外で展示し、まんが美術館の活動への理解を深めてもらう「出前まんが美術館」の一環として開催。那須作品の複製画14点の展示をはじめ、まんが美術館の展示やイベントを紹介するコーナーも設けて、学生やビジネスパーソンにもまんが美術館の活動を認知してもらえる機会となりました。
翌年1月からは、合志マンガミュージアムにて「那須良輔の漫葉集(まんようしゅう)」展の開催を予定しています。風刺漫画や児童漫画、似顔絵…さまざまな漫画表現を通じて心に残るメッセージを発信し続けた那須作品の魅力に迫る展示です。くわしくはまんが美術館ホームページ、SNSで告知しますので、ぜひチェックしてみてください。
場所:合志マンガミュージアム(合志市御代志1661番地271)
会期:1月5~30日
※月曜日休館。祝日のときは翌日
開館時間:10:00~18:00
入館料:
・大人・大学生…300円
・中学・高校…100円
・小学生以下…無料
その他:臨時休館日や入館料免除などは合志マンガミュージアム公式ホームページで確認してください
■Pick up/広報湯前良輔アーカイブ展
現在開催中の展覧会から、那須先生の魅力あふれる作品をピックアップ!
『雪の堂(鎌倉の雪)
▽那須先生のことば
鎌倉では十年に一度ぐらい雪が積む。十五年ほど前に春の大雪が降った。翌朝まぶしい朝日の照りはじめるころ、里見弴先生が長靴姿でわが家を訪ねられ、一緒に雪見に行こうと誘ってくださった。いつも自分の庭ばかり見ている私は、鎌倉の雪景色の美しさをその朝つくづく感じ入った。
―那須良輔『鎌倉の四季』(六興出版,1983,p.8)
■NEWS3/イベント報告 湯前まんが美術館
(1)レヱル・ロマネスクサミット聖地めぐりツアーが本町に!
10月26~27日、人吉・球磨地域をモデルとしたアニメ「レヱル・ロマネスク」のファンミーティングイベント「レヱル・ロマネスクサミット2024-2025」が人吉・球磨全域で開かれました。全国から約120人のファンが集まった今回のイベント。アニメに登場する人吉・球磨の風景をめぐるバスツアーやメインキャラクターの声優イベントなどがありました。27日にはくま川鉄道の終着駅である本町で、アニメ原案やシナリオライターなどを務める「進行豹」先生と、中尾章太郎隊員が「クロストーク(対談)」をしました。「レヱル・ロマネスク」と湯前まんが美術館の魅力を相互に深堀りするとともに、那須良輔作品や本町の特産品など、町のPRもできました。
(2)小学校出張ワークショップ
10月27日、深田小学校(あさぎり町)2年生PTA行事で、まんが美術館出張ワークショップを開きました。プログラム内容は「オリジナル缶バッジをつくろう!」。専用のワークシートにオリジナルイラストを描いて、自由に缶バッジを作りました。ワークシートに付属の那須良輔イラストを使って缶バッジを作成した参加者も。たくさんの参加ありがとうございました!
■Information/那須先生の作品画像を無料で利用可能!
まんが美術館に収蔵されている那須先生の作品画像を無料で利用できます。利用したいときは申請書を教育課に提出してください。くわしくは教育課に問い合わせるか、まんが美術館ホームページで確認してください
問合せ:教育課
【電話】0966-43-2050
HP・SNSでまんが美術館の最新情報を発信中。ぜひご覧ください!
SNSアカウント:@yunomae_manga
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