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Topics まちのできごと(1)

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熊本県湯前町

■待ちに待った収穫 稲刈り体験
10月25日、上里1区内の田んぼで湯前小学校の稲刈り体験があり、5年生29人が参加しました。
6月に田植えした苗は立派な稲に成長。黄金色の稲を見た児童たちは大喜びして、今か今かと待ち構えていました。稲刈りの方法を学んだ後、稲を囲むように並び、手刈りで進めていきました。刈った稲を手作業でコンバインに運び、脱穀する様子を見た児童は大喜び。
稲刈り終了後、JAくま青壮年部湯前支部長の大谷友和さん(43・野中田1)は「農業はきついことばかりではなく、収穫の楽しみや誰かがおいしく食べてくれるという喜びがある。みんなと一緒に作ることができて私たちも楽しかった」と話し、椎葉一翔(かずと)さん(上里3)は「稲刈りの大変さや楽しさを学んだ。次は収穫祭やもちつきなどで、調理の仕方を学びたい」と話しました。

■老人クラブとの交流 花いっぱい交流事業
10月21日、湯前小学校で花いっぱい交流事業が開かれ、5年生児童29人と老人クラブ会員30人で協力して花を植えました。
今回植えたのはパンジー・ビオラ・葉牡丹(はぼたん)・ナデシコの4種類。2人1組になってプランターや正門の花壇に植えました。児童はペアの会員に苗の植え方や土の入れ加減を習い、一緒にプランターを運ぶなど交流。作業後は体育館で一緒に給食を食べて、昔のご飯の話や給食の変化の話などで盛り上がり、楽しいひとときを過ごしました。
参加した北御門浩さん(85・上染田)は「普段子どもと接する機会がなく、今日を楽しみにしていた。幼少期には給食がなく、白ご飯もなかった。今の子どもは幸せだ。次の交流も楽しみ」と話しました。

■いざというときの訓練 小中学校避難訓練
11月1日、湯前小・中学校は地震を想定した避難訓練をしました。南海トラフ巨大地震が発生したとき、本町は震度6弱の揺れに襲われることが予想されています。いつ巨大地震が発生しても自分たちで身を守れるよう、毎年訓練をしています。
訓練のサイレンが鳴ると、児童・生徒は一斉に机の下に隠れて揺れが収まるのを待ち、収まった後は身の回りにある物で頭を守りながら体育館に避難しました。訓練後は、湯前町役場で防災事務を担当している椎葉泰裕さん(45・田上)が避難について説明。児童らは避難所で使うテントやベッドを見たり、テントの片づけ体験をしました。
湯前小3年の澁谷魁吏(かいり)さん(下里)は「サイレンが鳴ったときはびっくりしたが、急いで机の下に隠れることができた。避難所の場所が分かったので家族にも伝えて、もしもの時は避難したい」と感想を話しました。

■学年の垣根を越えて 湯前中学校文化祭
11月9日、湯前中学校体育館で文化祭が開かれました。ことしのテーマは『99×個性=百花繚乱』。全校生徒99人が垣根を越えたグループをつくり、劇・展示・プレゼンテーションの各分野で発表しました。吹奏楽部の演奏で始まり、生徒と先生が曲に合わせて踊り、会場を盛り上げました。プレゼン発表では5つのテーマに沿って発表。展示発表では生徒が表現したいことを壁新聞やモザイクアートなどの作品にしました。劇は進路選択をテーマに本当に生きたいと思う人生が何かを考えるストーリー。それぞれが個性を出した文化祭となりました。
実行委員長の下村愛子さん(湯前中3年・下里)は「文化祭が終わった実感が沸かない。3年生の劇では15分間で表現することに苦労したが、成功してよかった。劇が終わった後、先生が泣いていたことに感動した」と話しました。

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