■心に余裕のある生活を過ごしませんか 健康のために、自律神経を整えましょう
日々の寒暖差や気候変動が大きくなる「春」。就職や進学などでの環境の変化によるストレスもあり、体の機能を調節してくれる自律神経のバランスを崩しやすい時期となります。
健康的な生活習慣を送り、上手にコントロールすることで自律神経を整えることもできます。自律神経の整え方を身に付け、健康を維持しましょう。
▽自律神経を整えるためのヒント
(1)朝食を必ず食べる
朝食は寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるために大きな役割を果たします
(2)呼吸を意識する
息を吸うのは交感神経、息を吐くのは副交感神経に関わります。吐く息を長くする深い呼吸で緊張がほぐれます。緊張が強いときは吐く息を長く(8秒くらい)、吸う息を短く(4秒くらい)することを意識してみてください。寝る前にやるのもおすすめです
(3)心地いいことをする
短時間でもよいので、1日の中で自分が“心地いい”と感じる時間をつくりましょう。好きなことであっても、集中力が必要な作業や激しい運動は交感神経が優位になってしまうため、リラックスには向きません。注意しましょう
(4)外の光を浴びる
幸せホルモン=セロトニンが合成されて、ストレスが軽くなります。朝の光を浴びた14~15時間後には、セロトニンを原料とする、眠気を促すメラトニンが分泌され、不眠の改善にも有効です
看護師 渕田ルミ
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