■15年間の食文化継承活動に感謝状
昨年11月27日、ホテル熊本テルサ(熊本市)で「『くまもとふるさと食の名人』認定証交付式・感謝状贈呈式および食の技交流会」が開かれ、深水博子さん(77・野中田3)に感謝状が贈られました。今回贈られた感謝状は、食の名人として15年間継続して活動してきた人に贈られるもの。感謝状を受け取った深水さんは「『食の名人』での勉強があって自分の身を磨くことができ、毎日楽しく過ごせている。ぜひ若い人にも『食の名人』になってもらいたい」と話しました。
※くまもとふるさと食の名人…県の郷土料理について卓越した知識・経験・技術を持ち、伝承活動に取り組んでいる人を県知事が認定するもの
■球磨地域の野菜園芸振興に貢献
2月2日、ホテル熊本テルサ(熊本市)で熊本県野菜振興大会が開かれ、瀧本明吉さん(71・中猪)が熊本県野菜園芸功労者表彰を受賞しました。瀧本さんは球磨地域農業協同組合(JAくま)在職中に、営農センター長や株式会社クマレイの取締役専務など歴任。退職後は同組合の理事として活動するとともに、湯前町農業委員や熊本県新規就農者アドバイザーも務めました。表彰を受けた瀧本さんは「受賞したことはもちろんうれしいが、JAくま職員のときに関わっていた品目の生産が今も続いていることが何よりもうれしい」と話しました。
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